Hysteric Blue(ヒスブル)の曲をTamaさん本人のボーカルで聴きたくなったあなたへ
2019年も残りわずかになりました。
2019年といえば、その20年前は1999年、私としてはHysteric Blueの存在を初めて知った年であります。
そんなわけで、
「あぁ、あれから20年経ったのか~」
と、しばし感慨に浸っていました。
(もっとも、アルバムなどを本格的に聴くようになったのは、2000年代後半からですけど・・・)
というわけで、今回のテーマはHysteric Blueです!
さて、Hysteric Blueといえば、「春~spring~」、「なぜ…」といったヒット曲が有名ですね。
これらの楽曲をぜひTamaさん本人の歌声で聴きたいもの。
ところが現在、
- これらが収録されたHysteric BlueのCDは現在入手困難(サブスク配信などもない)
- Tamaさんのライヴ活動も昨年(2018年)で休止
という状況で、なかなか簡単には聴けません。
どうすればよいのでしょうか?
答えはこうです。
再録版でよければシャボン(※)の「MeRISE」の音楽配信、CDをチェック、オリジナルにこだわりたい場合は、Hysteric BlueのCDをネット通販や中古CD屋などで探しまくりましょう!
(※)シャボン:元Hysteric BlueのTamaさんとたくやさんが組んだ、割と新しめのユニット
これらの音源を押さえておけば、Hysteric Blueの曲をTamaさん本人のボーカルでいつでも楽しめます。
それでは以下、詳しく解説します。
1.ここ数年の動き
(写真はイメージです)
2010年代前半から、Screaming Frogs、Tama、シャボンの各名義でのライヴ(いずれもTamaさんボーカルのもの)で、Hysteric Blueの曲がたびたび演奏されていました。
演奏されたことのある曲を思いつくままに挙げると、
- RUSH!
- 春~spring~
- なぜ…
- ふたりぼっち
- 今見える明日、戒める今日
- Dear
- グロウアップ
- Fake Five
- 好奇心
- 夢の途中
- Reset me
- ベイサイドベイビー
- キミと会う瞬間
- 暖炉
- カクテル
- メーデー
- 君のいない街
- 旅路
結構演っていますね~
この他にも色々演っていた気がしますが・・・
さて、3番目に挙げたシャボンというのは、元Hysteric BlueのTamaさんとたくやさんが組んだ、割と新しめのユニットです。
このシャボンのアルバム「MeRISE」(2018年リリース)でついに、Hysteric Blueの曲の再録版がいくつか聴けるようになりました。
素晴らしい!
ですが、2018年のTamaさんライヴ活動休止の発表により、そもそもライヴでTamaさんの歌声を聴くことができなくなりました。
以下のブログ記事を読むと、体調が主な理由のようです。
痛々しさが伝わってきて、読んでてつらくなりました。
しかし、今までそんな痛みに耐えて歌ってこられたことには、もう感謝しかありませんね。
そしてそんな貴重なステージを観てきてこられたことにも・・・
2.シャボンの音源
さて、これまでお伝えしてきた通り、2018年にリリースされたアルバム「MeRISE」でHysteric Blueの曲が何曲か収録されています。
Hysteric Blue楽曲の収録は以下の通り、一部楽曲のリミックス音源も含まれていて、幅広く楽しめます。
- 春 ~spring~ (Sabao ver.)
- なぜ… (Sabao ver.)
- ふたりぼっち (Sabao ver.)
- Dear (Sabao ver.)
- グロウアップ (Sabao ver.)
- なぜ… [electro remix]
- 春 ~spring~ [jazz piano remix]
このアルバムはSpotifyなどの音楽配信サービス(サブスク配信)もあり、最も手軽に聴けます。
基本的にはオリジナルに忠実な演奏ですが、やはり再録は再録。
細かく聴くと、オリジナルとの違いというのも浮き彫りになってきます。
とくに違いが顕著なのが「ふたりぼっち」。
オリジナル版の「風を感じるような広がりのある音」というよりは、ライヴ演奏に近い「アットホームな音」に仕上がっている印象です。
歌い方の違いも、こうした違いに影響している感があります。
どちらが良いのかは、人それぞれですが、個人的には、
「シャボン版「ふたりぼっち」も良いけど、オリジナル版「ふたりぼっち」も体感してほしいな~」
と思います。
3.Hysteric Blueの音源
シャボンの音源を聴いて満足できない、あるいは、
やっぱりオリジナルにこだわりたい、オリジナルも聴きたい
と思ったなら、もうHysteric BlueのCDを探しまくるしかありません。
ネット通販でも、状態や価格はともかく、何点かの出品は見受けられます。
シングル曲中心に、幅広く網羅したいなら、ベスト盤「Historic Blue」。
「ベスト盤じゃ物足りない!オリジナル盤を全部集めるんじゃ~」
という方は、5枚のオリジナル盤を。
5枚のアルバムを揃えるつもりなら、あるいは揃えたなら、4曲入りのマキシシングル「Home Town」も押さえておきたいところ。
カラオケトラックなどのない、正味4曲なので、EP感覚で聴けます!
さて、ネット通販は、最も手軽な方法ではありますが、いかがでしょう?
モノによっては「高いなぁ」と思われたことはありませんか?
そんな方におすすめしたいのは「中古CDを置いている店をまわること」。
泥臭く、見つかる可能性も低いですが、平均的にはネットよりも安く手に入ることが期待できます。
私が現在所有しているHysteric Blueのオリジナルアルバム5枚も、全て、中古CDを扱っているBOOK OFFで購入したものです。
私の経験上、店舗で比較的入手しやすいのは、以下の2枚。
- baby blue
- WALLBY
やはり、「春~spring~」が収録されている「baby blue」、「なぜ…」が収録されている「WALLBY」はよく出回っているようです。
以下はもう「店で出会えたらラッキー」というぐらいレアで、見つけたらもう、多少高くても買ってしまうことをおすすめします。
- bleu-bleu-bleu
- MILESTONE
- JUNCTION
- Home Town
4.最後に
以上、Hysteric Blue(ヒスブル)の曲をTamaさん本人のボーカルで聴ける音源と、その入手/聴取方法について紹介してきました。
最後にもう一度結論をまとめておきます。
- 再録版:シャボンの「MeRISE」の音楽配信(サブスク、ダウンロード)、CDをチェック
- オリジナル版:Hysteric BlueのCDをネット通販や中古CD屋などで探しまくる
これらの音源を押さえておけば、Hysteric Blueの曲をTamaさん本人のボーカルでいつでも楽しめます。
こうしてみるとやはり、
「あのとき、Hysteric BlueのCDを入手しておいてよかったな」
と、しみじみ思います。
何といってもオリジナル版ですからね。
時の流れとともに段々入手困難になっていくと思われますし・・・
あと、2010年代前半から、
- Screaming Frogs
- Tamaさんソロ
- シャボン
の各ライヴを数年間見続けてきてよかったな、とも思いました。
今やライヴでTamaさんの歌声を聴くことはできなくなりましたからね。
そして、そんな「オリジナルのCD音源は入手困難、ライヴでも聴けない」Tamaさん歌唱によるHysteric Blue楽曲を、サブスクという形でも聴けるのが、シャボンのアルバム「MeRISE」。
いやもう、ありがたい限りです。
ぜひ、今回紹介した音源にあたって、Hysteric Blueの音楽、Tamaさんの歌声の魅力を(再)発見いただければ、と思います!