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DTM、レンダリング(バウンス)が正しくできているか効率的に確認して安心する方法

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(写真はイメージです) DTM における レンダリング ( バウンス )。 DAWソフトで開いたプロジェクトファイルから、ミックス後(あるいはマスタリング後)の音源ファイルを出力する工程ですが、 音飛びやノイズなどなく、 ちゃんとレンダリングできているか 知りたい 前回から 変えたところだけ変わっているか 知りたい といったことはないでしょうか? もちろん「結果を聴いて確認する」という手段はとれますが、 聴くだけ だと聴き逃しの 不安 が残ります。 特に「同じ設定でレンダリング(バウンス)しても、出力ファイルのバイナリデータが一致しない」という環境の場合、特にリスクを大きく感じるかと思います。 私自身もそうした環境の中でDTM作業しております・・・ しかし最近、聴くだけよりはもう少し 安心感が得られる 、それも割と 効率的な方法 があることに気付きました。 今回はその方法についてお伝えしていきます。 1.基本的な考え方 2.確認のための準備作業 3.確認・判断の方法 3-1.ランダムな音飛びやノイズの有無 3-2.内容変更時の影響 4.最後に 1.基本的な考え方 基本的に、 2つ以上 のレンダリング(バウンス)結果ファイルについて、 波形データ としての 差分を確認 すれば、ある程度 安心 できます(2つのファイルを1セットとして、1セットずつ差分を確認)。 というのも、そうすることにより、例えば次のようなことが 視覚的 、 数値的 に 判断 できるためです。 ランダムな音飛びやノイズの有無:同じ設定で複数回レンダリングした結果の差分が十分小さいかどうか 内容変更時の影響:レンダリング結果の差分(変更後-変更前)が、変えたところ以外、十分小さいかどうか 差分を聴感だけでとらえようとすると、再生装置の特性、自身の集中力・聴力の限界によって聴き逃してしまう部分が出てくるリスクがあります。 データとしての差分 は、こうした要素に左右されませんので、割と 安心して活用できる判断材料 になり得ます。 目次に戻る 2.確認のための準備作業 (写真はイメージです) レンダリング(バウンス)結果ファイルの