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Tonal Balance Control 2で市販音源(洋・邦ロック)の音の特徴を調べてみた

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(写真はイメージです) 今回は、 iZotope の Tonal Balance Control 2 (Ozone 9 Advanced付属のものを使用)で、洋・邦ロックの 市販音源 (CDやサブスクサービスなどで聴けるような音源)の音の特徴を 調べてみた結果 をお伝えします。 iZotope Ozone 9 Advanced posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング au PAY マーケット(Wowma!) サウンドハウス 特に 以下のような方 に おススメの内容 です。 マスタリング で 悩んでいる 市販音源 の マスタリング状況 を 知りたい Tonal Balance Control 2では、音源の周波数特性について模範となり得る「Target Curve」(以下「模範カーブ」と呼ぶ)を視覚的に示してくれるので、 「各周波数帯域の成分がそれぞれどれぐらい含まれていればよいのか」について、ざっくりとした目安がわかります。 それによって、マスタリングの目標がある程度明らかになるのですが、一方では この模範に当てはまる市販音源はどれぐらいあるのだろうか? 本当にこの模範に従う必要はあるのだろうか? といった疑問も浮かんできます。 そこで、 今回の調査 に踏み切ったわけですが、その 大まかな結論 は以下の通りです。 大半の音源 は 模範カーブの範囲内 に 収まっている 一部の音源 は 模範カーブの範囲 から一部 外れている というわけで、 模範カーブ はマスタリング時の 目安にはなる のですが、 「 模範カーブ に 必ずしもこだわることはない 」 ともいえます。 やはりマスタリングにあたっては「自分の描く サウンドコンセプト に 合っているかどうか 」が 重要 だと思いますので・・・ それでは、以下、詳しくみていきましょう! 1.調査方法 2.結果 2-1.模範カーブと比べて高域寄り 2-2.Low-Midが極小、High-Midが極大 2-3.模範カーブと比べてやや低域寄り 2-4.模範カーブと比べて低域寄り 2-5.模範カーブと比べてかなり低域