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モノラル楽器音のステレオ感を高める方法

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今回は、ライン録音ギターなどの モノラル 楽器音の ステレオ感 を 高めたい ときに使える 方法 をお伝えします。 なお、今回お伝えする方法は、私が使っているDAWソフト「ACID Pro 8」において、オーディオトラックを使った場合の操作に基づいて説明していきますが、 考え方の基本的な部分など、他のDAWソフトの場合などでも参考になるところがあるかと思います。 Acid Pro Version 8 posted with カエレバ ワールド輸入アイテム専門店 Yahooショッピング Amazon 楽天市場 7net au PAY マーケット(Wowma!) ソースネクスト それでは以下、詳しくみていきましょう! 1.左右に分かれて同じフレーズが鳴っているようにする 1-1.センド用にバスを用意する 1-2.トラックAとバスBとで、定位(パン)設定を変える 1-3.トラックAの音をバスBにセンドする(「 プリ 」モード) 1-4.バスBの音をわずかにディレイさせる 2.左右異なるパターンも混ぜる 2-1.左右同じパターンの区間 2-2.左右異なるパターンの区間 1.左右に分かれて同じフレーズが鳴っているようにする (写真はイメージです) いわゆる「チャンネルディレイ」的なアプローチです。 ギターでいうと、ステレオのミックス音源において、コード弾きやアルペジオといったバッキングギターの音は、左右どちらかに偏って鳴っていることが多いですが、リードギターの音がなく、バッキングギター一本の場合、 「そのまま左右どちらかに偏らせると、ミックス音源全体の定位が偏っていやだ・・・」 「しかし、中央に定位させるのもいやだ・・・」 というときがあるかと思います。 そうした場合、 左右に分かれて同じフレーズが鳴っている ように処理しておくと、 定位 の面で 安定感 が得られます。 ここで紹介する方法は、こうしたときに使うとよい方法です。 基本的な手順 は 以下 の通りです。 モノラル楽器用のオーディオトラック(以下トラックAと表記)に、対象となるモノラル楽器の音を配置