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10月, 2022の投稿を表示しています

テンポ(BPM)検出(計測)精度はどれぐらい必要なのか?

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(写真はイメージです) 今回は、既存の楽曲音源の テンポ ( BPM )を 検出 ( 計測 )する際に 必要な精度 についてお話しようと思います。 既存の楽曲音源 について、 以下のようなこと で お悩みの方 に 特におススメの内容 の内容です。 検出 ( 計測 )しても テンポ ( BPM )が 合わない どれぐらいの精度 で テンポ ( BPM )を 設定 すればよいか わからない カバー曲音源を制作する場合などには「テンポ(BPM)を原曲に揃えたい」ということがあるかと思います。 テンポ(BPM)は整数値で指定されることが多いですが、 対象となる原曲の既存音源は、必ずしもテンポ(BPM)が整数値になっておらず、 検出(計測)しようとすると、小数点以下での格闘になることも多いかと思います。 そうなると 「どこまで細かく追えばよいのだろうか・・・」 と、途方に暮れる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 最初に 結論 をお伝えしておきますと、 以下最小値~最大値のBPM値になっていれば、まずOK です(デジタルオーディオにおけるサンプリングレートの影響は無視して導出)。 最小値 :bpm/(1+te/T) 最大値 :bpm/(1-te/T) (各文字の意味は以下の通り(全て正の値でte<T)) bpm:真のBPM値[1/min] T:曲長さ[s] te:曲中の許容ずれ時間[s] 式だけだとイメージしにくいと思いますが、 例えば、BPM120の4分間の曲において、(テンポ検出誤差によって生じる)0.01s(10ms)の時間ずれが許容可能な場合、BPMの設定単位が0.001であることを仮定しますと、 119.996~120.005 の間で検出できればよいことになります。 「意外と細かいな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。 もっとも、実用上は真のテンポ(BPM)がわからないので、この値レベルを念頭において、テンポ(BPM)を探っていけばよいかと思います。 以下、少し詳しくお伝えしていきます。 1.基本的な考え方 2.導出過程 1.基本的な考え方 自分が作った曲ならともかく、他人の、それも音源ファイルしかない曲のBPM値を完全

イケベ楽器店でのギターリペア依頼を体験してみた感想

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(写真はイメージです) 今回は イケベ 楽器店(プレミアムギターズ(心斎橋))でエレキギター リペア を実際に依頼してみたときの体験から、 リペア に出して 良かったと思うこと リペア 利用にあたっての 注意点 リペア 依頼内容と 結果の例 を中心にお伝えします。 プレミアムギターズ(イケベ楽器店) ズバリ、 こんな方 に 特におススメの内容 です。 イケベ の リペア の 評判 が 気になる 楽器を リペア に出すべきか 迷っている 楽器を リペア に出したいが何となく ハードルが高そう 楽器のリペア、一度も出したことがないときは、何となく「ハードルが高いなぁ」と思っていたのですが、 いざ出してみると「出して良かったな」と思いました。 リペアに出して 良かったと思うこと を2つほど挙げると 満足できる仕上がり になった 自分で調整する 手間を省けた といったところでしょうか。 ただ、一度リペアに出すと、これまでの経験上、10日~1.5か月ぐらいは返ってこないことになるので(さらにいうと、店から完了の連絡をもらっても、その時点ですぐ受け取れるとは限らなかったりもするので)、 使い方 としては しばらく弾かなくても問題ないギター を リペア に 出す というのがおススメです。 ともあれ、以下、詳しくみていきましょう! 1.リペアに出して良かったと思うこと 2.リペア利用にあたっての注意点 3.リペア依頼内容と結果の例 3-1.ストラトキャスターのリペア依頼例 3-2.テレキャスターのリペア依頼例 4.最後に 1.リペアに出して良かったと思うこと 冒頭でも少しお伝えしましたが、 以下2点 挙げられます。 満足できる仕上がり になった 自分で調整する 手間を省けた リペアに出そうとしたとき、楽器を店まで運んだり、依頼内容をまとめて伝えたりする手間を考えると、 「リペア、面倒だなぁ」 と思ってしまいがちですが、 調整の難しさ を考えると、 自分でやる方が面倒 なことが多いので、結果的に リペア に出した方が お得 だと思います。 特に、 楽器の状態は気に