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ボーカル(歌入れ)依頼の前に確認しておきたいこと

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今回は、ココナラなどの仲介サービスを通じて ボーカル ( 歌入れ ) 依頼 する前に 確認 しておきたいことについて考えてみました。 仮歌・歌入れ(ココナラ公式ページ内) 私自身、今までこうした(ボーカル)歌入れ依頼したことはありませんが、 歌モノの曲を作るのが好きなので、 「今後依頼してみてもよいかなぁ」 と思ったりはします。 それで、もう少し深掘りして考えてみると 「もし依頼するとしたら、どういう点に注意すればよいだろう」 と気になりましたので、 「この機会に考えをまとめてみた」 というわけです。 考えてみた結果、 私自身が「 ここを確認しておくと安心できる 」と感じた要素はざっと 以下のような点 です。 ( 使用条件 ) 商用利用 可能か ( 使用条件 )歌い手の クレジット記載 が必要(あるいは可能)か ( 使用条件 ) 歌声データ はどのような 使い方 ができるか(加工や他曲への流用は可能か、など) ( 楽曲との相性 ) どのような歌声 か(キー、ジャンル、世界観がマッチするか、など) ( 依頼時に必要なもの )どのような 内容&形式 のデータ(楽譜、音源)が必要か ( 完成時に受け取れるもの )どのような 内容&形式 の歌声データファイルか ちょっと考えすぎですかね?? しかし、後々のことを考えると、これぐらい確認できれば安心して依頼に進めそうな気がします。 なかなかここまで全部あらかじめ開示しているケースは少ないと思いますが、早い段階で不明点を埋めて依頼に進めていければよいでしょう。 以下、各項目もう少し掘り下げて説明していきます。 1.使用条件 1-1.商用利用可能か 1-2.クレジット記載が必要か、可能か 1-3.歌声データはどのような使い方ができるか 2.楽曲との相性 3.依頼時に必要なもの 3-1.内容 3-2.形式 4.完成時に受け取れるもの 4-1.内容 4-2.形式 5.最後に 1.使用条件 冒頭でも挙げましたが、具体的には 以下...

DTMは毎日やる方が継続しやすいのか

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DTM (音楽制作)を 毎日 継続 すれば、かなりの曲数に・・・ 単純に考えるとそうなりますが、一方で 「(毎日ではなく)週何回かの頻度でやる方が、気持ちが適度にリフレッシュされて継続しやすいのかもしれない・・・」 という考えも起こってきます。 そこで、今回は DTM (音楽制作)を 毎日 やる メリット / デメリット 、 デメリットを克服する方法 について考えてみたいと思います。 こんな方には特に参考になるところがあるかもしれません。 DTM (音楽制作)の 最適なペース を 考えたい DTM (音楽制作)をなかなか 継続 できない DTM (音楽制作)の モチベーションの保ち方 を 知りたい 1.毎日やるメリット 1-1.思い出すハードルが小さくなる 1-2.親しみが沸く 2.毎日やるデメリット 2-1.義務感が出る 2-2.行き詰まると苦痛 3.デメリットを克服する方法 3-1.タスクを分割する 3-2.一つ一つに集中する 3-3.完成を急がない 3-4.(番外)異なるフェーズの制作を並行させる 4.最後に 1.毎日やるメリット 以下2点 が挙げられます。 思い出すハードル が 小さくなる 親しみ が沸く 1-1.思い出すハードルが小さくなる 毎日やる場合、昨日の制作状況を覚えていたり、操作も手慣れていたりするので、あえて(力んで)思い出す必要のあることが少なく、毎回の 作業ハードル (作業実行に対する心理的抵抗/葛藤感)が 下がります 。 これに対して、例えば前の作業から1週間も間が空いてしまうと、前回作業を力んで思い出すことも多くなります。 メモがあるとよいですが、記憶が比較的新鮮な間に作業再開できる「毎日スタイル」に比べると、やはり毎回の作業ハードルは高くなるように思います。 1-2.親しみが沸く 親しみの対象には色々ありますが、主だっては 曲 、 ソフト 、 習慣 に 対する親しみ が湧くと思います。 人によってはDTM(音楽制作)中のコーヒーや、ヘッドフ...

DTM、再生環境耐性(汎用性)の高いミックス音源を仕立てるために

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今回は DTM において、 幅広い再生環境 に 対応可能 な 汎用性の高いミックス音源 を 仕立てる のに 役立つ方法 をお伝えします。 ズバリ、 こんな方に特におススメ の内容です。 DTM の ミックス ( ミキシング )で 悩んでいる DTM の ミックス ( ミキシング )、 再生環境によってイマイチになったり して 悩んでいる スピーカー 、 ヘッドフォン で どちらにどれだけ 合わせたらよいか わからない 最初に 結論 をお伝えします。 「 モノラル ミックス 状態での 確認 も 併用 するとよい」 ヘッドフォンとスピーカーで音が変わりますが、その一因として ヘッドフォンは左右分離のよいステレオ スピーカーは多少左右混じったステレオ といった違いが挙げられます(ステレオ音源を聴く場合)。 ですから、 左右完全混合の モノラル 左右完全分離の ステレオ 両方で確認 して 間を取る ようにすれば、 落とし所が見えてくる はずです(ここではヘッドフォンで左右が完全に分離できているとみなす)。 もっとも、スピーカーでの音の混じり方は、スピーカー配置条件などによって発生する音の変化も影響したりするので、実際にはもっと事情は複雑ですが、 少なくとも左右完全混合の モノラル ミックス 状態での 確認 をしておくことは、 より幅広い再生環境で聴ける音源 を 仕立てる のに 有益 です。 それでは以下、詳しくみていきましょう! 1.モノラルミックスの確認が必要なワケ 2.確認ポイント 3.最後に 1.モノラルミックスの確認が必要なワケ ステレオは左右で異なる音波形になっているがゆえに、広がりを感じるわけです。 音は波で振動しているものであり、単純な例でいうと、図のような変化をするものです。 ステレオの場合、このような振動パターン(実際にはこれよりももっと複雑なことが一般的ですが)が左右で異なっているわけです。 ヘッドフォンやイヤフォン の場合、 左右の耳 それぞれ(かなりのレベルで) 独立して音を聴けます が、 スピーカー の場合は多少なりとも 左右の音 が空間上で 混じります 。 実際には、スピーカーの配置条件などによって、「左右の音がそ...

DTMで時間を無駄にしないための時短方法

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今回は DTM (音楽制作)における 時間 の 無駄 をなくす(減らす)ための手段として、 確認(モニタ)時間を減らす方法 についてお伝えします。 ズバリ、 こんな方に特におススメ の内容です。 DTM で 時間 を 無駄 に 消費 している 気がする DTM の 時短 方法 を 知りたい 曲 を たくさん作りたい DTM(音楽制作)は時間がかかる・・・ 元より鑑賞するのにも時間のかかる音楽のこと、 それを作るために膨大な時間がかかるのは致し方ありません。 しかし、無駄な時間は省かなくてはなりません。 DTM には様々な工程時間がありますが、 特に無駄が起きやすい のは 「 確認する時間 」 です。 「これでよいのだろうか」 「もう少し聴いてみるか」 などといって、やみくもに確認を繰り返していると、あっという間に時間が過ぎていってしまいます。 どうすればよいのでしょうか? ざっと 結論 を先にお伝えしておくと、基本的に 次の2方針 に基づいて確認するのが おススメ です。 トータル で聴いて 違和感がなければ良し どうしても気になるところ は 目視確認 もっとも、この「違和感」をどう定義するか、個々人のセンスに委ねられるところではありますが・・・ そのあたり含め、以下、詳しくみていきましょう! 1.DTM(音楽制作)における時間の使い方 2.確認する時間を減らす方法 2-1.トータルで聴いて違和感がなければ良し 2-2.どうしても気になるところは目視確認 3.最後に 1.DTM(音楽制作)における時間の使い方 最初にまず、 なぜ「確認する時間」をターゲットにするのか、 について一通り触れておきます。 DTMにおいては、曲の構想を練るところから、音源の最終的な仕上げ(いわゆるマスタリング)まで、様々な工程があります。 が、 時間の使い方の観点 で分類すると、 DTM作業時間 は 次の3つの時間 に 大別 されます。 考える時間 作る時間 確認する時間 もう少し具体的に説明しますと、 考える時間 :作り出すために必要な時間(曲構想設計、アレンジ方針など) 作...

ミキシングについてエンジニアが語る解説動画(by Audiostock)を見てみた感想

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DTM (デスクトップミュージック)における ミキシング 。 既にある程度のDTM経験がありながら、ズバリ こんなことを思っている 人は多いのではないでしょうか? ミキシング に 自信がない エンジニアの ミキシング テクニック を 知りたい 音作り に対するエンジニアの 考え方 を 知りたい コンプレッサー の 使い方 を 知りたい 昨今、このあたりの 不安や疑問の解消 に役立つ 解説本や解説動画 が世に溢れています。 今回紹介 するのは、 著作権フリーBGMサービス Audiostock のページで販売されている、 こちら2セットの ミキシング解説(トーク)動画 。 BGM向けミキシング解説動画 vol.1(Audiostock公式ページ内) エンジニア柳氏とミキシングノウハウトーク(Audiostock公式ページ内) 価格 は1セット550円(税込)なので、 2セット合計1,100円(税込) (2020年6月1日時点)。 時間 の方は「BGM向けミキシング解説動画 vol.1」が1時間強、 「エンジニア柳氏とミキシングノウハウトーク」が40分強で、 2セット合計1時間50分弱 。 悪くない のではないでしょうか? とはいえ、こう思われるかもしれません。 買って 損しないか? ちゃんと 役立つのか? 本の方が 解説密度が高くて 良いのではないか? 私も最初は疑問を抱いていましたが、思い切って買ってみたところ・・・ ためになる話 が 多く あった コスパ 的にも 問題なし と感じました。 特に印象に残った のは次のような話題です。 BGM ならではの サウンドメイキング マルチバンドコンプレッサー エンジニア の 数値感覚 正直、一般的な解説本の方が「解説密度」という点では上だと思います・・・ 例えば以前、こちらの記事で紹介した「DAWミックス/マスタリング基礎大全」など。 https://www.maholobanotes.com/2020/03/dtm-study-book-mix-master.html 「DAWミックス/マスタリング基礎大全」でミックス、マスタリングをまとめて学ぼう DTMにおけるミックス(ミキシング)、マスタリ...