歌声合成・生成ソフトを用いたボーカルの表現調整に使える方法
(写真はイメージです) 今回は、 歌声合成 ・ 生成ソフト を用いて作成した ボーカル パート(歌メロ)の 表現 を、 お好みに調整 したいときに 使える方法 を少し 紹介 したいと思います。 こんな方に特におすすめの内容です。 歌入りのカバー曲音源を制作しているが、 本家音源との差を縮めたい 自作曲音源を制作しているが、 ボーカル表現 に こだわりたい なお、本記事では、以下のような特徴を持つ歌声合成・生成ソフトを用いて、DAW上で楽曲音源制作する場合を前提とします。 日本語を基本とする歌声を合成・生成 譜面データを入力してオーディオファイルに出力する形で、歌声を合成・生成 それでは以下、詳しくみていきましょう! 1.音程を半音未満の単位で変えたい 2.音程の変化パターンを変えたい 2-1.滑らかな音程変化を入れたい 2-2.滑らかな音程変化をなくしたい 2-3.音程変化スピードを変えたい 3.リズムや長さを細かい単位で変えたい 4.子音だけの音にしたい 5.音程感をなくしたい(シャウトなど) 6.歌声の強さを変えたい 1.音程を半音未満の単位で変えたい 譜面ソフトでは通常、対応できないため、 歌声合成・生成(オーディオ化)後に、変えたい部分に対してピッチ補正を行います。 ピッチ補正の方法例としては以下が挙げられます。 Melodyneを使って補正 DAW上で補正 なお、このピッチ補正は、以降で述べる他の調整内容でもちょくちょく必要になってきます。 Celemony Software/Melodyne 5 Essential【オンライン納品】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング au PAY マーケット(Wowma!) サウンドハウス 目次に戻る 2.音程の変化パターンを変えたい 具体的には、 以下のようなケース が考えられます。 滑らかな音程変化を入れたい 滑らかな音程変化をなくしたい 音程変化スピードを変えたい 2-1.滑らかな音程変化を入れたい 元の歌声でほぼ鍵盤のように音程が離散的に切り替わっているところを、連...