自宅ボイトレ用の防音マスクとしてBELTBOXを購入して使ってみた感想
(写真はイメージです)
カラオケやスタジオなどで思いっきり声を出してボイトレしたい(歌いたい)けど、外出できない、時間がない・・・
私もボイトレがてら、一人カラオケにはちょくちょく出かけていますが、いつもいつもそんな時間があるわけではありません。
そんな状況だと、
「自宅でボイトレできたら(歌えたら)いいのになぁ・・・」
なんて思いますよね?
というわけで、ネットで調べて通販で購入してみました!
防音マスク系グッズ「BELTBOX」。
「自宅でボイトレ」
というと、問題になるのが防音ですが、この「BELTBOX」を使えば、かなりの部分、問題解決します(建物のつくり、時間帯などにもよりますが・・・)。
今回は、「BELTBOX」を購入してから1週間ほど使用してみた時点での体験談(感想&レビュー)を交えながら、
この「BELTBOX」とやらが一体どのような商品なのか、
というところを、メリット、デメリット含めてお伝えしていきます。
1.BELTBOXが自宅ボイトレに向く理由
まずは、そもそものところで自宅でボイトレをするにはどのような方法があるのかを考えてみます。
自宅でボイトレをする上で一番大きな問題は何といっても防音。
むしろ、自宅でボイトレをする方法=声の防音をする方法といってよいかもしれません。
声に対する防音の方法には次の3つがあります。
- 部屋自体を防音する(リフォーム)
- 防音室を導入する
- 防音マスクを利用する
<部屋自体を防音する(リフォーム)>
最も大掛かりな方法で、費用も数百万円以上かかります。
また、賃貸であれば、大家さんとの交渉が必要、仮に認められたとしても原状復帰が必要になるため、かなり実施ハードルが高いです。
<防音室を導入する>
防音室も大掛かりではありますが、部屋自体を改造するわけではないため、リフォームよりはハードルが低いです。
費用も、例えば段ボール製簡易防音室「だんぼっち」であれば数万円台の出費で済みます。
ただし、より本格的な防音室を導入する場合は、数十万円以上の費用がかかり、なおかつ防音室の重量も増えるので、床面の補強工事が必要となる可能性が出てきます。
<防音マスクを利用する>
マスク越しに声を出すので、かなり違和感はありますが、費用は数千円程度、部屋のリフォームなども要らないので、最も気軽に行える防音対策といって良いでしょう。
こうしてみると、自宅でボイトレするにあたって、最も現実的な防音対策は「防音マスクを利用する」という選択ではないでしょうか?
今回紹介する「BELTBOX」は、そんな現実的な防音対策が行える防音マスク(ボーカルダンパー)の1つです。
2.BELTBOXの良いところ(使用してみた感想)
まず、基本的なところで言えば、その確かな防音性能です。
商品説明ページでは「最大30dBの防音効果」と謳われていますが、購入前は「数千円程度で本当に防音効果があるのか?」と半信半疑でした。
しかし、実際に使ってみると「確かに防音効果はある」と感じました。
「30dB」かどうかはわかりませんが、話し声レベルには低減してくれます。
続いて、その手入れ性。
口まわりに密着して使用するものなので、継続使用するうえで衛生面が心配でしたが、水と石鹸で水洗いができるので、使用後に毎回水洗いすれば、清潔に使えそうです。
3.BELTBOXのイマイチなところ(使用してみた感想)
材質がゴムなだけに、致し方がないのですが、一番気になるのは「臭い」です。
BELTBOXを付けた状態で息を吸うと、強烈なゴム臭がします。
BELTBOXは、その名の通り、マスクをベルト固定することによって、ハンズフリーで使用できるのですが、ハンズフリーにすると、息を吸うたびにこの臭いを嗅ぐことになります。
購入前は、このハンズフリーで使用できる点にも魅力を感じていましたが、こうも臭いがきついと、BELTBOXをハンズフリーで使用しようとは思わなくなりました。
その次にイマイチだと思ったのは水洗い後の乾燥時間が長いこと。
BELTBOXは、以下に示すように、外側の黒い部分と内側の赤い部分の2層に分かれており、このうち赤い方を口まわりに密着させて使います。
手入れは、これら2層を分解して水洗いした後、自然乾燥させるのですが、赤い方は吸水性が高く、数時間放置しても完全乾燥しません。
一見、乾いているように見えても、力を加えるとスポンジのごとく水が出てきます。
寝る前に洗って、翌朝使う、という使用パターンを考えると、睡眠時間レベルで乾くようにして欲しいと思いました。
4.BELTBOXはどこで買える?
各種ネット通販で購入可能です(少なくとも2018年10月29日時点、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)。
Amazonレビューでは星3つと、決して評価が高いとは言えない商品ですが、星1~2のものも珍しくない防音グッズ(マスク/マイクタイプ)の中では、まだ健闘している方ではないかと思います(2018年10月29日時点)。