2018年、私が定額制音楽配信サービスで見つけてハマったバンド3選

今年2018年は、前回記事にも書いたように、私にとってDTMer的音楽活動を本格スタートさせたという意味で飛躍的な1年でしたが、リスナーとしても定額制音楽配信サービスで音楽を聴くという、新たな試みを行った年でもありました。

定額制音楽配信サービスは、各社宣伝でもよく謳われている通り、様々な音楽に出会えるのが最大のメリットで、私もこの1年、定額制音楽配信サービスで様々な未知の音楽を体験してきました。

今回は、初めに私の定額制音楽配信サービスの利用状況をお伝えした後、私が定額制音楽配信サービスで見つけてハマった3組のバンドについて紹介します。

1.2018年に利用した定額制音楽配信サービス

最初に、今年に利用した定額制音楽配信サービスについてリストアップしてみます。

Amazon Prime Musicは、Amazon Prime会員であれば、無料で利用できるサービスです。

私は買い物の都合でAmazon Primeに加入したときに利用していました。

AWAApple Musicは、本来は有料であるプランが、初回時のみ一定期間無料で利用できるという仕組みを利用しました。

このように各社定額制音楽配信サービスを利用する中で、様々なバンドを見つけましたが、その中で最もハマったのが以下の3組です(時系列でリストアップ)。

  • Sonic Youth(AWA)
  • 相対性理論(Apple Music)
  • ねごと(Apple Music)

2.Sonic Youth

1980年代から活動し、2010年代に解散したアメリカのオルタナティヴロックバンド

AWAでオルタナティヴ系のプレイリストを流していた時、アルバム「A Thousand Leaves」収録の「Sunday」を耳にしたのがきっかけ。

イントロ、歌い出しの部分を聴いて単純に「かっこいいな」と思い、すぐに曲名とアーティスト名をチェックしたのを覚えています。

その後、Sonic Youthのアルバムを何枚か聴いていくうち、すっかりお気に入りのバンドとなりました。

私がSonic Youthにハマったのは、次のようなポイントです。

  • テンションノートを交えた独特なコードとメロディがかっこいい
  • ローファイな音の質感が心地いい

80年代から活動しているだけあって、アルバムの数も多いのですが、私が特におすすめしたいアルバムは次の3枚です。

  • Goo
  • Murray Street(Murray St.)
  • Sonic Nurse

Sonic Youthは、ノイズ系に分類されることもありますが、ここでは美しいコードとメロディが堪能できるものをピックアップしてみました。

普段はどちらかというときれいめな(メジャー的な)音を聴いている方には、これらのアルバムを特におすすめします。

これら3枚のアルバムの、定額制音楽配信サービスにおける取り扱い状況については、以下の通りです。

全て聴けるのは、Apple Music、AWA、Google Play Music、Youtube Musicです。

アルバム名 Amazon Music Unlimited Apple Music AWA Google Play Music Spotify Youtube Music
Goo ×
Murray Street ×
Sonic Nurse × ×

3.相対性理論

こちらもオルタナティヴ系に分類されるバンドですね。

2006年に結成され、現在も活動中の日本のバンドです。

Apple Musicで聴くようになった経緯は覚えていませんが、最初に聴いたのはアルバム「シンクロニシティーン」に収録された「ミス・パラレルワールド」

サビのパラレルパラレルのリフレインがツボでした。

私が相対性理論にハマったポイントをまとめると、次のようになります。

  • シングルコイル系のギターが特徴的なオルタナティブサウンド
  • 歌謡曲的とも形容できるポップでわかりやすいメロディ
  • 魅力的な中音域を持つボーカル

結成から10年以上経過しており、音源もそれなりの数がありますが、その中で特におすすめしたいアルバムは次の2枚です。

  • シフォン主義
  • シンクロニシティーン

<シフォン主義>

60年代サーフギターを思わせるサウンドから始まる「LOVEずっきゅん」が特に良い。最後の「元素紀行」の異色な歌詞とガレージ風ローファイサウンドも良い。

<シンクロニシティーン>

脳内リピート必至なサビメロを持つ「ミス・パラレルワールド」をはじめ、シュールな歌詞とツボなメロを持つ楽曲多数。

これら2枚のアルバムの、定額制音楽配信サービスにおける取り扱い状況については、以下の通りです。

全て聴けるのは、Amazon Music unlimited、Apple Music、AWA、Google Play Musicです。

アルバム名 Amazon Music Unlimited Apple Music AWA Google Play Music Spotify Youtube Music
シフォン主義 × ×
シンクロニシティーン × ×

4.ねごと

こちらもApple Musicで存在を知った日本のバンドです。

最初に聴いたアルバムは「ex Negoto」。

1曲目「サイダーの海」のアッパーで爽やかなサウンドで「おぉっ」とテンションが上がったのを覚えています。

このねごとというバンドは、初期はギター、ピアノをフィーチャーしたアナログバンドサウンド後期エレクトロニカサウンドと、途中で音の方向が大きくシフトしているのが特徴です。

ですが、どちらもそれぞれに良さがあり、聴きごたえがあります。

こうした点を踏まえて、ねごとのアルバムとしては、以下2枚をおすすめします。

  • ex Negoto
  • SOAK

<ex Negoto>

1曲目「サイダーの海」に代表される、爽やかでおしゃれなバンドサウンドが特徴。ギターバンドサウンドが好きな人には耳なじみのよい音。

<SOAK>

エレクトロニカサウンド。1曲目の「DANCER IN THE HANABIRA」、11曲目の「空も飛べるはず」(スピッツのカバー)が特に印象的。

これら2枚のアルバムの、定額制音楽配信サービスにおける取り扱い状況については、以下の通りです。

全て聴けるのは、Amazon Music Unlimited、Apple Music、AWA、Google Play Musicです。

アルバム名 Amazon Music Unlimited Apple Music AWA Google Play Music Spotify Youtube Music
ex Negoto ×
SOAK ×

5.最後に

DTMをやっていると、なかなか自分以外の音楽を聴く時間がとれないのですが、定額制音楽配信サービスでは、未知の音楽を手軽に体験することができます。

こうして自分がこれまで聴いたことのない音楽を色々開拓していくと、楽曲・音源制作におけるアイディアの引き出しが増えていくので、DTMをやっていく上でもプラスになると感じています。