Audiostockで新曲「荒野を臨む」(エレピソロ)、「Playing Cat」(ピアノループ)リリース
この度、八雲橋かつなり名義で新たに、エレピ(エレクトリックピアノ)ソロ曲「荒野を臨む」、ピアノループ素材曲「Playing Cat(Piano Loop)」の2曲をAudiostockでリリースしました。
以下、どのような曲なのか、どのようにして曲ができたのかといったところを語ってみます。
1.ゆったりとしたエレピソロ曲「荒野を臨む」
先月、キーボードでエレピ音を鳴らして適当に弾いているうちに、少しエスニックな感もある冒頭のサビメロが思い浮かんでできた曲です。
RPGなどのゲームものによく合うのではないでしょうか。
冒頭のサビメロは、通常なら音を区切る部分も、あえて区切らずに長々と演奏するようにしてみました。
荒野の長大さがより一層強くイメージされるのではないか、と思っています。
曲の構成はサビ→Aメロ→サビ→Aメロ→サビ、というものですが、2巡目のAメロからはメロディー部分を1オクターブアップかつ和音付きとすることによって、少し可憐なテイストが加わります。
「荒野をイメージした曲に、この可憐さはどうなんだろうか?」とも思いましたが、「荒野に咲く花を見つけた、という感じも悪くないな」と思い、このアレンジをそのまま採用しました。
しかし、冬にこうした暗めの曲を作っていると、なおのこと冬の寒さが身にしみてきますね。
以下リンクから、無料サンプルのダウンロード(会員登録(無料)必要)も可能です。
2.軽快なピアノループ曲「Playing Cat(Piano Loop)」
前回にリリースした「鋼琴氏子(Piano Riff)」(以下リンク)と同様、そのままループさせて使うことのできる楽曲音源です。
この曲のテーマフレーズ自体、15年前には既に頭の中にありました。
テーマフレーズを思いついた当初は、8ビートのポップなロックに仕立てることを想定していましたが、その後の曲展開が思いつかず、お蔵入りとなっていたフレーズです。
先月、ピアノ(キーボード)をたらたらと弾いていたときに、ふとこのフレーズを思い出して弾いてみると、猫が部屋の中で遊んでいるような、何とも軽快な曲に仕上がってきました。
「そうか、こういう手があったか」と。
シンプルなベースライン+テーマフレーズを単に繰り返すだけでも良かったのですが、もう一工夫したいと思い、後半でピチカート風のフレーズを追加してみました。
このフレーズ、一聴するとピアノとは思えないかもしれませんが、ピアノです。
当初はここまで短くするつもりはなかったのですが、このように思い切って短くしてみたところ、「なかなか面白いな」と思えたので、そのまま採用しました。
BGMなどとして使われる商用音源という位置付け上、あまり実験的なものは好まれない印象のあるAudiostockですが、これくらいの遊び心は許されるようです。
タイトル通り、猫の映像にはうってつけの曲なので、「岩合光昭の世界ネコ歩き」あたりで使ってもらえないかな??
なんて!
以下リンクから、無料サンプルのダウンロード(会員登録(無料)必要)も可能です。
3.最後に
今回のリリースで、私、八雲橋かつなりのAudiostockにおける登録楽曲数が5曲となりました。
まだまだネタ(メロディー、アイデア)は豊富にあるので、今後も楽曲に結実させて、Audiostockへの投稿を続けていこうと思います!