ギターやベースの雨対策にNoah'sarkのレインコート

スタジオ練習、ライブの日、ギターやベースを持っていく時に限って雨・・・

練習もライブも、それ自体は楽しいはずですが、雨というだけでテンションが下がってしまいますよね。

特に車ではなく、手持ちでギター(ベース)を運ぶ場合、雨の影響が心配です。

というわけで今回は、手持ちでギター(ベース)を運ぶ際の雨対策について考えてみます。

1.ギターの雨対策が必要な理由

そもそもなぜ、ギター(ベース)の雨対策が必要なのでしょうか。

ギター(ベース)を濡らしてはならない理由としては主に次の2点が挙げられます。

  • ネックなどの木材部が変形する可能性がある
  • (エレキ部分がある場合)ピックアップなど電装品周りが故障する可能性がある

どちらも音に影響しうる部分ですから、濡れないよう、十分注意しなければなりません。

ギター(ベース)はケースに入れて運ぶでしょうから、それだけでもある程度は守られていることにはなります。

ですが、ケースを介してギター(ベース)が濡れる可能性もありますので、ケースに何かをかぶせて対策を強化した方がよいでしょう。

ギター(エレキ、アコギ、セミアコ)、エレキベースを運ぶ場合で、ケースが四角いタイプでなければ、下に示すようなレインコートが重宝します。

2.Noah'sarkのレインコートの特徴と注意点

2-1.サイズ

1で示したNoah'sarkの3種類のレインコート(エレキギター用、アコースティックギター用、エレキベース用)は 、いずれもNoah'sarkのケースを基準としたサイズとなっています。

各レインコート-ケースの対応関係をまとめると、以下の通りとなります。

Noah'sarkのレインコートとケースの対応関係
対応楽器(目安) レインコート 対応ケース 対応ケースの内寸
ギター(エレキ) Noah'sark Rain Coat NRC-Guitar Noah'sark GSH 360(W) x 1050(H) x 70(D) mm
ギター(アコギ、セミアコ) Noah’sark Rain Coat NRC-Acoustic Noah'sark ASH 420(W) x 1100(H) x 135(D) mm
エレキベース Noah'sark Rain Coat NRC-Bass Noah'sark BSH 385(W) x 1220(H) x 70(D) mm

本来、レインコートがケースに合うかどうかは、対応可能なケースの外寸で判断すべきですが、Noah'sarkの公式ページで外寸情報が見つからなかったため、上の表ではNoah'sarkの公式ページの情報に基づき、各ケースの内寸を示しています

2-2.使い方

どちらのタイプも使い方は簡単
ケースの背負う部分を開放するように、かぶせるだけです。

なお、ギター(ベース)ケースの取っ手部分に対応する位置は、ファスナーで開閉できるようになっています。

ですので、レインコートをかぶせたまま、ギターケースサイドの取っ手をつかんで運ぶ場合にも対応可能です。

しかし、背中で背負う場合に比べると、レインコートで覆われない部分が増えるため、ギターが濡れるリスクは高まります

また、雨の中運んできたギターを取り出すときにも注意が必要です。

レインコートを取り外す前に、レインコートについた水をふき取らないと、レインコートを取り外す過程でケースに水がつく可能性があります。

ケースに水がつくと、ケースを開ける際、そのケースについた水でギターが濡れる可能性があります。

取り外したレインコートは、風通しのよい場所に干しておくとよいでしょう。

なお、これら3種類のNoah'sarkのレインコートはいずれも、防水性をうたっているわけではないので、その点は注意する必要があります。

3.最後に

そもそも、雨の日は湿気が多いので、雨の日にギター(ベース)を運ぶのは、ケースに入れているとはいえ、ギター(ベース)にはよろしくない状態ではあります。

しかし、ギター(ベース)にとって大きなダメージになり得る、ギター(ベース)濡れのリスクを低減しておくことに越したことはありません。

ケースにかぶせるだけのレインコートであれば、手軽にそうしたリスクの低減を図ることができます。