AudiostockでファンキーなロイヤリティーフリーBGM3曲リリース
少し前になりますが、八雲橋かつなり名義で新たに、以下の通りファンキーなエレピBGM3曲をAudiostockにてリリースしました。
- 「Funky Electronica D (Loop)」
- 「Funky Beat Gm (Loop)」
- 「Funky Beat Am (Loop)」
タイトルがすべて「Funky~」となっていますね・・・
これら3曲とも、DAWソフト「ACID Pro 8」と波形編集ソフト「SOUND FORGE Audio Studio 12」を用いて制作しました。
それでは以下、今回のBGM制作の過程、各曲の内容、おすすめの用途などについてお伝えしていきます。
1.「Funky Electronica D (Loop)」
少しエフェクトのかかった、不思議な感じのするドラムに、テンションノートを絡めたコードワーク主体のエレピを乗せました。
エレピ音源には、DAWソフト「ACID Pro 8」付属の「Electric Piano」を用いました。
これまでは、iK Multimedia社の「SampleTank 2」、「SampleTank 3」のエレピ音源を使用することが多かったのですが、この「Electric Piano」もそれらに負けず劣らず、いい音を出してくれます。
最近は、ドラムループ音源を鳴らして、一人セッションという形でエレピやピアノを弾いて(実際にはキーボードですが)、曲の原形を作ることが多いですが、この曲もそんな過程で制作しました。
ベースを入れるかは少し迷いましたが、結局このようなベースレスの形に。
ベースがない分、音が軽やかになり、紹介動画などの映像モノ、ゲームなどのオープニングに使えそうな曲調に仕上がりました。
2.「Funky Beat Gm (Loop)」
おしゃれでノリの良いエレピをフィーチャーした、楽しく踊れるような一曲です。
この曲にはベースを入れました。
ベース音源は「SampleTank 3」のもの、エレピ音源はDAWソフト「ACID Pro 8」付属の「Electric Piano」を用いました。
この曲も一人セッションから生まれましたが、最初にドラムを鳴らしながらエレピ(キーボード)を弾いて、曲の原形を固めました。
ベース(打ち込み)はそのあと、即興録音→修正という形で今の形に行き着きました。
我ながら「躍動感のある、いいベースラインに仕上がったのでは?」と思っています。
特に最後、コードがE♭→F→Gと進行する部分、ぐいぐいと進むベースの雰囲気が気に入っています。
おしゃれ、クール、モダンな雰囲気を演出したい紹介動画などの映像モノによく合うのではないでしょうか。
3.「Funky Beat Am (Loop)」
ブルーノートスケールを基調とするエレピのメロディーをフィーチャーした、クールでファンキーな一曲です。
こちらも「Funky Beat Gm (Loop)」同様、派手に動き回るベースラインを入れています。
使用音源も同様です(設定は一部異なる)。
制作過程も「Funky Beat Gm (Loop)」同様で、エレピ→ベースの順にフレーズを固めました。
「Funky Beat Gm (Loop)」よりもテンポが遅い分、落ち着いた雰囲気ではありますが、こちらも、おしゃれ、クール、モダンな雰囲気を演出したい紹介動画などの映像モノによく合うかと思います。
4.最後に
今回、「Funky Beat Gm (Loop)」、「Funky Beat Am (Loop)」の2曲で、活発に動くベースを入れました。
そのベース入れの作業の中で思ったのは、「このベースライン作成という作業には、パズルにも似た楽しさがあるのでは?」ということ。
というのも、今回作ったような曲におけるベースラインでは、コード感を保つことが重要なので、歌メロに比べると制約の多い中でのフレーズ作りを求められることになるためです。
この「パズル」、今後も存分に楽しんでいきたいと思います。