2019年5月ノエルギャラガー来日公演(ライヴ)に行ってきました!

去る5/16、NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDSライヴに行ってきました!

既に今回予定の日本公演は全て終了していますが、思い出の記録も兼ねてその感想をお伝えします。

なお、本記事の画像はすべてイメージ画像で、公演中の様子を撮影したものではありません(そもそも撮影禁止ですので)。

1.全体の印象

セットリストは以下リンクページ記載の通り、先行する幕張公演と同じものでした。

3rdアルバム1曲目から始まって、最後はビートルズのカバーで締めるという構成。

全体に対する楽曲比率を計算すると、ノエルソロ:オアシス:ビートルズ=57:38:5ノエルソロの中の新旧楽曲比率は、新(3rd以降):旧=58:42という配分(概算値)でした。

意外とオアシス曲多いな~」という印象です。

に関しては、広い会場ゆえに、バンドサウンドは広がって不明瞭になりがちで、各楽器の分離状態もあまり良いとはいえませんが、そのエネルギーだけは十二分に感じられるものでした。

なお、楽器数の少ないアコースティック曲は、音の広がりが良い方向に作用し、きれいな音に仕上がっていました。

空間系エフェクトによる味付けも、雰囲気作りに一役買っているのだと思います。

2.本編

  • Fort Knox
  • Holy Mountain
  • Keep On Reaching
  • It's a Beautiful World
  • She Taught Me How to Fly

これら1~5曲目は、3rdアルバムと同じ曲順でした。

一般的には、アルバムツアーでも、ライヴでは曲順を変えるパターンが多いですが、この辺の曲はアルバムでも繋がっているため、「このまま行こう」ということになったのかもしれません。

  • Black Star Dancing

3rdアルバムにも入っていない新曲です。

3rdアルバムのエレクトロニカ路線をさらに強めた感のある、新鮮で面白い曲です。

バックスクリーンに映される映像も、そんな音に合わせたかのような、スペーシーで近未来的なものに仕上がっていました。

ちなみにこの曲のスタジオ録音版はSpotifyで配信されています。

早速チェックしてみましたが、やはりエレクトロニカですね~

  • Talk Tonight
  • The Importance of Being Idle
  • Little by Little

新境地の新曲を披露したところで、古参のファンには特に馴染みの深い、オアシスナンバー3曲

Talk Tonightは、オリジナルバージョンとは異なり、ドラムも含めたバンド形態での演奏でした。

テンポも速めで、爽やかさが増しているように感じられ、これはこれで良いなぁと思いました。

  • Dead in the Water

3rdアルバム収録のアコースティック曲です。

アコースティックギターとピアノだけというシンプルな演奏をバックに、悲しげな歌メロをじっくり聴かせます。

このライヴ一番と言って良いほどの美しい演奏でした。

  • Everybody's On the Run
  • Lock All the Doors
  • If I Had a Gun…
  • In the Heat of the Moment

ノエルソロの旧譜からの選曲です。

曲間で、機材トラブルか何かが起きたような状況がみられましたが、その間、観客の一人とノエルさんとの、成立していないような、しているような、妙なやり取りがあって、会場全体が和やかな空気に包まれていました。

  • The Masterplan
  • Wonderwall
  • Stop Crying Your Heart Out

ここで再びオアシスナンバー3曲

The Masterplanブラスセクションあり、Wonderwallは原曲から半音上げ、さらに歌メロが一部アレンジされていたのが印象的でした。

そして重厚なバラードStop Crying Your Heart Out本編終了となりました。

3.アンコール

本編終了から、あまり間を空けずに再びメンバー登場。

  • AKA… What a Life!

ノエルソロ曲の中でも、しばしば演奏されている馴染みの深い曲です。

スタジオ録音版に比べると、少し重たい印象を受けました。

  • Half The World Away
  • Don't Look Back in Anger

これまでもたびたび演奏されているオアシスナンバー2曲

Half The World Awayは原曲から1音上げ、Don't Look Back in Angerは原曲から半音下げでの演奏でした。

Don't Look Back in Anger、やはり観客大合唱ですね。

ノエルさん、最後のタメ部分もバッチリ決めて、カッコ良かったです!

  • All You Need Is Love

最後はビートルズのカバー

原曲からキーを1音上げての演奏でしたが、3/4拍子を挟む点も含めて、割と原曲に忠実な印象を受けました。

このハッピーな感じは最後の曲にふさわしいですね~

4.最後に

実に4年ぶりとなるNOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS来日公演

アルバム内容が大きく変わっているので、演奏内容も大きく変わることを予想していましたが、オアシス時代の曲、ノエルソロ旧譜曲も多かったため、全体としてはそこまで劇的に変わっているという印象は受けませんでした

しかし、途中披露されたエレクトロニカ要素満開の新曲は、今後どのような曲を発表していくのか、楽しみにさせるに十分な新境地っぷり

今後もますますNOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDSの活動から目が離せませんね~

それでは!