2019年、音楽&ブログ活動などを振り返る

2019年も残すところあとわずかとなりました。

私、八雲橋かつなりは、今年もフルタイムワークに時間をとられつつ、音楽制作ブログTwitterに注力してきました。

一連の活動のアウトプットとしては、

  • リリース曲(各社音楽配信サービス):5曲11トラック
  • リリース曲(Audiostock):19曲25トラック
  • ブログ記事:61記事(本記事含めない)
  • Twitterツイート数:1639ツイート

数だけみればこんな感じです。

一方、時間的な作業効率をみると、

  • 1曲あたりの制作時間12.5hr
  • 1トラックあたりの制作時間8.4hr
  • 1記事あたりのリサーチ時間1.0hr
  • 1記事あたりの執筆時間3.3hr
  • 1ツイートあたりの時間:0.17hr(約10Min)

と、何をするにも時間がかかっていることがわかります。

(すべて集計期間は354日)

交流的要素の強いTwitterはともかく、「楽曲制作記事執筆何とかしなければ」と感じました。

今回は、こうした個人活動についての分析と、来年以降の活動改善に向けた対策立案がテーマです。

かなり個人的な内容ではありますが、

いわゆる社会人音楽ブログなどをやっている方は、ご自身の活動と比較しながら見ていただくと、

何か見えてくるものがある

かもしれません!

1.2019年のアウトプット

冒頭でもお伝えしましたが、今年一年(集計期間354日)のアウトプットは次の通りです。

  • リリース曲(各社音楽配信サービス):5曲11トラック
  • リリース曲(Audiostock):19曲25トラック
  • ブログ記事:61記事(本記事含めない)
  • Twitterツイート数:1639ツイート

以下、それぞれの事情などについて触れていきます。

1-1.リリース曲

現在、制作楽曲のリリース先は、各社音楽配信サービス(Spotifyなど)、Audiostock(著作権フリーBGMなどの販売サイト)の2つが主です。

リリース曲のタイプも、以下の通り、リリース先によって異なっています。

  • 各社音楽配信サービス:ギターロック中心(ローファイ寄り)
  • Audiostock:ピアノ、エレピ中心の、アンビエント、EDM、ファンクなど(きれいめ系)

各社音楽配信サービスでリリースしているギターロック曲(トラック)は、

ギター録音というアナログ作業があるがゆえに、どうしても制作時間が長くなり、結果として曲数が少なくなっています。

一方、Audiostockでリリースしている曲(トラック)は、

そのようなアナログ作業がなく、またギターロックに比べて尺も短いことから制作時間も短く、その分曲数が多くなっています。

1-2.ブログ記事

月によって波はあるものの、平均するとほぼ1回/週の更新頻度となっています。

毎日更新が理想かもしれませんが、他のこととのバランスという意味では、これぐらいが現実的にちょうどよいかもしれません。

1-3.Twitterツイート数

リプライやコメント付きリツイートも含めた数ですが、ほとんどは自分発信のツイートです。

ほぼ毎日、何かしらツイートしており、平均すると4.6回/日となります。

よく耳にする「1日30ツイート」には到底及びませんが、

毎日何かしらツイートしないと気が済まない

というぐらいには馴染んできました

2.2019年の活動時間

さて、今度は一連の活動に要した時間にフォーカスしていきます。

実は私、日々の作業時間のほとんどをタイマーアプリで計測しています。

その計測データに基づくと、DTM(楽曲制作)、ブログ、Twitterの時間(集計期間354日間)は次の通りとなりました。

  • DTM:301.1hr(3.5%)
  • ブログ:385.9hr(4.5%)
  • Twitter:280.5hr(3.3%)
  • 合計:967.5hr(11.4%)

()内の数字は、全時間に対する割合を示します。

活動時間割合は、合計しても11.4%・・・

一連の活動にあまり時間を割けていないことが明確ですね。

ちなみにフルタイムワークの時間は20%程度の割合でした。

専業の人だと、この時間も活動に充てられるので、活動時間の割合は31%程度になるでしょう。

つまり「(別にフルタイムワークを抱えている)非専業の人は、専業の人の36%程度しか動けない」ということになります。

この数字はなかなか重いですね・・・

2-1.DTM、ブログ、Twitterの時間割合

先ほどは、全時間に対する割合をみてきましたが、

今度は、合計11.4%の活動時間に対する、DTM(楽曲制作)、ブログTwitter、それぞれの内訳をみてみます。

ブログの割合が少し多くなっていますが、ほぼ拮抗しているといってよい状況です。

それほどバランスを意識しているわけではありませんが、この結果は自分でも驚きですね。

2-2.ブログ作業時間の割合

ブログについては、さらに作業内容ごとに細かく時間を計測しています。

ブログ作業時間の内訳は次の通りです。

数字をみるまでは漠然と「リサーチに時間がかかるなぁ」と思っていましたが、

実際に一番大きな割合を占めているのは「記事執筆」でした。

メイン作業なので、少なくとも割合的にはこんなものかもしれません。

2-3.作業効率

次に、作業効率の観点で分析していきます。

1回ごとに時間を測っているわけではなく、

また、アウトプットのための制作期間と実際の記録期間も厳密に一致しているわけではありませんが、

これまでに示したデータから、ざっくり平均値を算出してみます。

その結果はこちらです。

  • 1曲あたりの制作時間:301.1/24 ≒ 12.5hr
  • 1トラックあたりの制作時間:301.1/36 ≒ 8.4hr
  • 1記事あたりのリサーチ時間:64.0/61 ≒ 1.0hr
  • 1記事あたりの執筆時間:202.7/61 ≒ 3.3hr
  • 1ツイートあたりの時間:280.5/1639 ≒ 0.17hr(約10min)

最後の「1ツイートあたりの時間」は、タイムラインを眺める時間も含んでいるので、(ツイートにしては)長めになっています。

そういう意味では「1ツイートあたりの作成時間」というよりも、

Twitter中のツイート頻度」を見る尺度

と解釈する方が良いかもしれません。

さて、1番目の「1曲あたりの制作時間」は、何とか半日程度に収まっているようにみえますが、

  • ギターロック曲の方が制作時間長い
  • リリース曲の大半が、比較的制作時間短いBGM曲

という事情を踏まえると、この(特にギターロック曲における)制作時間長さ課題といえそうです。

また、4番目の「1記事あたり執筆時間」も、もう少し何とかしたいところです。

記事ネタストックに対して、アウトプットが追いついていない状況ですから・・・

3.課題に対する考察

2-3の最後に挙げた以下における課題に対して、もう少し詳しく考察してみます。

  • 楽曲音源制作時間
  • 記事執筆時間

3-1.楽曲音源制作時間

楽曲音源制作時間のネックになっていると考えられる要素としては、

  • 録音テイク選定
  • アーティキュレーション調整
  • リリース前最終確認&調整

が挙げられます。

いずれも思考、判断が伴う工程で、迷い続けていると、どんどん時間が過ぎていきます。

これらのうち「録音テイク選定」はギターロック曲特有の作業です。

ギターロック曲の制作時間がかかるのは、この「録音テイク選定」作業がなかなか進まないためです。

楽曲音源制作については、工程ごとの時間計測を行っていない(工程の行きつ戻りつが多いので測るのを諦めている)ので、肌感覚にはなりますが・・・

思考、判断の時短は、恐らくすぐには難しいので、対策としては、まず、

他の単純作業工程時短可能な部分がないか見直してみる

ことにします。

3-2.記事執筆時間

こちらは以下の工程がネックになっていそうです。

  • 構成検討
  • 投稿前最終確認(&修正)

やはり思考、判断が伴う工程であり、

特に「構成検討」は何もないところからの作業なので、

しばしば「思考上のさまよい」が生じて、多大な時間を消費してしまいます。

そして「投稿前最終確認」は、慎重に慎重を重ねて何度も確認してしまい、

ほぼほぼ完成なのに、意外と時間が経っている

という状況に陥りがちです。

対策としてはどちらも、

何かしらの「フレームワーク」を設けて、ある程度レールに沿わせて思考&判断進ませる

のが良さそうです。

かなりアバウトな「対策」ですが・・・

3.最後に

以上、今年一年の活動(楽曲制作ブログTwitter)について分析してみた結果をご紹介してきました。

最後にまとめます。

まず、一連の活動のアウトプット

  • リリース曲(各社音楽配信サービス):5曲11トラック
  • リリース曲(Audiostock):19曲25トラック
  • ブログ記事:61記事(本記事含めない)
  • Twitterツイート数:1639ツイート

次に作業効率

  • 1曲あたりの制作時間12.5hr
  • 1トラックあたりの制作時間8.4hr
  • 1記事あたりのリサーチ時間1.0hr
  • 1記事あたりの執筆時間3.3hr
  • 1ツイートあたりの時間:0.17hr(約10Min)

課題は、

楽曲音源制作時間記事執筆時間短縮

です。

具体的対策は未だ立案できていませんが、まずは、

  • 楽曲音源制作単純作業部分時短
  • 記事執筆:「フレームワーク」による思考時間の時短

ということを心がけていこうと思います。

そう簡単にはいかないでしょうが、一歩一歩・・・

長くなりましたが、今回の記事が、私と同じように、音楽活動(楽曲制作)、ブログTwitterをやっている方のご参考になれば幸いです。