ヘッドホンパッドはがれ(劣化)をきっかけにヘッドホンカバーを試してみた感想&レビュー
長年使用してきたヘッドホンのパッドがはがれてきて、ヘッドホンをしたときにパッドの破片が耳につくようになってしまいました。
「手軽で安く対策できないかなぁ」
と考えて色々調べていたところ、
ヘッドホンカバーというグッズに行き着きました。
文字通りヘッドホンにつけるカバーですが、これを聞くと、
- 音質は変わらないの?
- 装着感はどうなの?
という疑問も沸いてくるのではないでしょうか?
今回、私は2種類のヘッドホンカバーを実際に使用してみましたが、結論としてはどちらも、
- 音質:大差なし
- 装着感:反発力が強めで長時間使用が厳しい場合あり
といった感じです。
デメリットはありますが、安く、簡単にできる対策ですので、コスパ重視の方には特にオススメです。
それでは以下、詳しくみていきましょう!
1.商品内容と使い方
今回は2種類のヘッドホンカバーを購入して使ってみました。
カバーしたいヘッドホンが複数あったこと、あえて異なるものを使って違いをみてみたいと思ったことがその理由です。
両者に共通する特徴は、
- ヘッドホン左右分がセットになっている
- ヘッドホンパッド部分にかぶせて使用
- 洗濯可能
といった点。
逆に異なる点は、
- mimimamoの方が薄い(手で触ったときの感触)
- mimimamoは左右1枚ずつの1ペアだが、Geekiaは2ペア
- Geekiaの方がサイズラインナップが豊富
といったところです。
サイズについては、
mimimamoの場合、
- 6.5-9cm(M)
- 8-11cm(L)
Geekiaの場合、
- 4-8cm(S)
- 8-11cm(M)
- 11-16cm(L)
となっています。
2.音質
どちらのカバーも、ヘッドホンカバー有無で聴感上明確な差違を感じませんでした。
なお、ヘッドホンカバーのつけ外しは簡単なので、
音質が気になる場合や、ここぞというときには、
「そのときだけ外す」
という手もあります。
限定的なカバーの使用でも、ヘッドホンパッドはそれなりに守れると思いますので。
ちなみに、mimimamo公式ページによると、音質変化抑制対策としては、
「ヘッドホンカバーをヘッドホンに装着した状態で、ヘッドホンカバーの中央を押して伸ばす」
のが有効そうです。
私の場合、そのようにヘッドホンカバーを伸ばしてみても違いが感じられませんでしたが・・・
3.装着感
(写真はイメージです)
2つのカバーで薄さは異なる(手で触ったときの感触)ものの、装着感に違いはみられませんでした。
どちらも反発力による圧迫感があり、長時間使用には向かない気がしました。
元々長時間使用しづらいヘッドホンだとあまり変わらないかもしれませんが・・・
ただ、この反発力による圧迫感は、デフォルトのサイズからどれぐらい伸びているかによって変わってくると考えられます。
例えば、カバーを限界ギリギリまで伸ばすと、カバーがパンパンになるので、反発力も強く感じるといった具合に・・・
ですので、ヘッドホンパッドに合うヘッドホンカバーサイズが2種類ある場合には、大きめの方を選択すると、余裕が出て反発力を抑えられる可能性もあるでしょう。
今回の場合、どちらも最大サイズのLでこの反発力なので、サイズ変更による改善の余地はありません。
が、使用しているうちに多少伸びて反発力が弱まる可能性もあるため、もう少し様子をみてみたいと思います。
ちなみに、mimimamo公式ページによると、先ほど音質変化抑制対策として紹介した「ヘッドホンカバーをヘッドホンに装着した状態で、ヘッドホンカバーの中央を押して伸ばす」方法が、装着感改善にも有効そうです・・・
が、私の場合、あまり改善を感じられませんでした。
4.最後に
以上、2種類のヘッドホンカバーを使用してみた感想を、音質、装着感の観点でお伝えしてきました。
結論はこうです。
- 音質:大差なし
- 装着感:反発力が強めで長時間使用が厳しい場合あり
反発力による圧迫感が気になりましたが、サイズ選びの工夫や経年変化で軽減できる可能性があると考えられます。
具体的には、次のようなことで反発力が弱まって、装着感が改善するものと考えられます。
- ヘッドホンパッドに合うカバーサイズが2種類ある場合、大きめの方を選択する
- 使っているうちに伸びる
音楽を作るときにも、純粋に聴いて楽しむときにも欠かせないヘッドホン。
自分の事情に合ったヘッドホンカバーを入手して、快適なヘッドホンライフを送りましょう!