多すぎて選べない?~損しない音楽サブスクの選び方とは~
最近、日本でも音楽サブスク(定額制音楽配信サービス)が浸透してきた感があります。
ですが、数が多すぎて、
「どれをどのように選んだらよいのかわからない!」
と悩んでしまうのではないでしょうか?
私はこれまで、7種類ほどの音楽サブスクを試してきましたが、音楽サブスクの見極めには、以下のポイントが大切だと感じています。
- 価格
- ラインナップ
- 対応デバイス
- 再生勝手
- 検索勝手
- アプリ動作の重さ
- 動画対応
ちょっと多いかもしれませんね・・・
ですが、大抵の音楽サブスクでは、
初回〇〇日間無料トライアル(お試し)
などといったキャンペーンを展開していたりします。
こうしたキャンペーンを利用して、上で挙げたポイントを確認していくと、あなたにピッタリな音楽サブスクを見つかることでしょう。
自分にピッタリな音楽サブスクを見つければ、もう毎日快適な音楽聴き放題生活が・・・
考えるだけでワクワクしますね!
それでは以下、詳しくみていきましょう!
1.価格
継続的な支出となるサブスクを考える上で見落とせないポイントですね。
各社、様々な条件、プランを用意していたりしますが、
基本的には以下の3つを押さえておくとよいと思います。
- 月額いくらか
- 日割計算可能か
- 割引プランはあるか
1-1.月額いくらか
およそ月額数百~1000円前後であることが多いです。
数千万曲聴き放題で制限なしプランの場合は980円など。
制限つきプランや数百万曲聴き放題のものであれば500円台と、比較的安いものもあります。
安い音楽サブスクプランの例としては、
- 楽天ミュージックのライトプラン:月20時間まで、ラインナップ制限などの制約付で月額500円(税込)(楽天ペイ決済の場合/2020年1月29日時点)
などがあります。
1-2.日割計算可能か
多くの場合、契約は1ヶ月単位であり、日割計算不可です。
が、中には日割計算可能なものがあるかもしれないので、念のため確認しておくとよいと思います。
1-3.割り引きプランはあるか
音楽サブスクは大抵月額です。
が、年額プランやファミリープラン、学割プランなど、通常個人プランよりも割安なプランがあったりします。
↓年額プランのある音楽サブスクの例
↓ファミリープランのある音楽サブスクの例
↓学割プランのある音楽サブスク
条件に当てはまりそうであれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。
2.ラインナップ
「せっかく課金したのに、一番聴きたいあの曲が聴けない!」
という事態は避けたいですね。
全てを調べ尽くすのは難しいですが、次のポイントで軽く調べておくと安心です。
- 配信曲は何曲あるか
- 自分の聴きたい音楽はあるか
現在、Amazon Prime Musicのような数百万曲レベルのものを除き、各社とも数千万曲聴き放題を謳っています。
これを聞くと「どれでも十分」という気がしますが、実際には、
「全体の曲数が多くても、自分の聴きたいものがない」
ということもままあります。
ですので、自分の中で
外せないアーティスト、アルバム、曲
は、課金前にある程度調べておくことをお勧めします。
3.対応デバイス
スマホ、タブレットは、大抵の音楽サブスクでカバーしています。
PCは一部音楽サブスクで非対応となっています。
スマホ/タブレットのみ対応(PC非対応)の音楽サブスクの例としては、
が挙げられます。
PC利用を考えている場合は要注意です!
4.再生勝手
これは実際に体感してみないとわからないですが、日々使う上ではストレス源にもなり得る要素なので、ここもしっかりチェックしておきたいところです。
ちょっと多くて大変ですが、無料トライアル(お試し)などで、次の点をつぶさにチェックしていくとよいでしょう。
- 自由に選曲できるか
- 適当に再生できるか
- ギャップレス再生できるか
- アルバムなどの再生終了後、自動で追加再生されるか
- キュー(一時的な再生リスト)に曲を追加して再生できるか
- オフライン再生できるか
- 音量ばらつきを抑える調整ができるか
4-1.自由に選曲できるか
大抵の音楽サブスク(有料プラン)では可能ですが、
有料でもランダム(シャッフル)再生前提のものがあるので、
自由選曲にこだわる人は気をつけましょう。
4-2.適当に再生できるか
上とは逆ですが、自分で曲を選ぶのが面倒なときもありますよね。
そんなときは自動選曲で適当に再生するのが一番!
大抵の音楽サブスクでは可能ですが、一応確認しておきましょう。
4-3.ギャップレス再生できるか
ライブアルバムやコンセプトアルバムなど、曲間のつながっている部分は切れ目なく(ギャップレス)再生したいもの。
完全なギャップレスかどうかはわかりませんが、聴感上あまり違和感のない音楽サブスク(アプリ)の例としては、
- Google Play Music(Android)
- Spotify(PC)
が挙げられます(私自身の体験に基づく)。
4-4.アルバムなどの再生終了後、自動で追加再生されるか
例えばアルバム1枚を再生して最後の曲が終わったとき、
「無音になるよりは何か流してほしい」
という場合はありませんか?
そんなとき、同じような傾向の曲を続けて再生する機能があると便利です!
こうした機能が使える音楽サブスクの例としては、
が挙げられます。
4-5.キュー(一時的な再生リスト)に曲を追加して再生できるか
例えば、
「作業BGMとしてアルバム1枚では再生時間が足りないので、アルバム2枚続けて再生するようにしておく」
といった使い方ができるのが「キュー」です。
この「キュー」再生に対応した音楽サブスク(アプリ)は意外に少ない印象で、私の知る限り、
- Google Play Music(Android)
- Spotify(PC)
- Youtube Music(PC)
ぐらいです。
4-6.オフライン再生できるか
月々の通信上限量が問題になることも多いですし、
時には電波の届かない場所でしばらく過ごすこともあるでしょう。
そんなときに役立つのが「オフライン再生」。
文字通り、
「オフラインでも音楽が再生できる」
というもので、大抵の音楽サブスク(有料プラン)では対応しているはずですが、念のため確認しておきましょう。
4-7.音量ばらつきを抑える調整ができるか
古今東西、様々なタイプの楽曲が数多く集まっている音楽サブスクでは、音量も曲によってまちまちだったりします。
こうした曲たちを混ぜこぜに再生すると、音量が不揃いになって非常に聴きづらかったり・・・
こうした状況を改善するために、音量ばらつきを抑えて再生する機能を持つ音楽サブスクもあります。
例としてはSpotifyが挙げられます。
5.検索勝手
アプリやWebページ上でアーティスト、アルバム、曲を探すにあたっては、こちらが重要です。
- 見つけやすいか
- アーティストページが整っているか
5-1.見つけやすいか
キーワード検索は大抵の音楽サブスクで対応していますが、その他にも過去に再生した曲の履歴から辿るなど、各社独自の検索機能があったりします。
こういったところも、無料トライアル中に実際に使って把握しておくと、課金後に後悔するリスクを減らせるでしょう。
5-2.アーティストページが整っているか
音楽サブスクによっては、同じアーティストのアルバムが、複数の(同名)アーティストページに載っていたりすることがあります(楽天ミュージックなど)。
これだとアルバムや曲が探しづらい・・・
「聴きたい曲があればいい」といえばそれまでですが、ストレスなく使っていくためには、こうした点も無視できません。
個人的に、アーティストページが最もきれいに整っている感じがするのはSpotifyです。
6.アプリ動作の重さ
「ストレス」という意味ではこちらも外せません。
いくら凝った機能があっても動作が重ければ、アプリを立ち上げる気も失せますよね・・・
私が試してみたところ、ざっくり
- PCアプリ/Web:各社ともそれなりにサクサク動く印象
- スマホアプリ:各社違いあり、特に低速通信時に顕著な差
という特徴があるように思います。
私の経験上、音楽サブスクの中でもスマホ(Android)アプリが特に軽いのは
です。
数百kbpsの低速通信時でも健闘してくれますよ!
7.動画対応
これは動画にこだわる人向けです。
音楽サブスクの中には、動画再生可能なものもあります。
例としては、
が挙げられます。
上で挙げたような他の条件で明確な差がない場合、
「動画が再生できるかどうかで決める」
というのもアリかもしれません。
8.まとめ
以上、音楽サブスクを選ぶポイントについてお伝えしてきました。
ここでもう一度選ぶポイントを挙げておきます。
- 価格
- ラインナップ
- 対応デバイス
- 再生勝手
- 検索勝手
- アプリ動作の重さ
- 動画対応
これらのポイントを完璧に押さえている音楽サブスクを見つけるのは難しいかもしれません。
ですが、
- 「自分が何を優先するのか」
- 「より良い選択は何か」
を考えると、自分に合った音楽サブスクが見えてくると思います。
私の場合、上に挙げたポイントのうち、
- ラインナップ
- 対応デバイス
- 再生勝手
- アプリ動作の重さ
を特に重視するので、
あたりが有力かな、と思っています。
Google Play MusicとYoutube Musicは一契約で両方使えるのもいいですね。
音楽サブスクを始めてみたいと思っているけれど、
「どれをどのように選んだらよいのかわからない!」
とお悩みの場合(そりゃ悩みますよね・・・)
本記事を参考に、無料トライアル(お試し)などを利用して調べてみることをお勧めします!