ウタエットを洗うのが面倒だと思っている方へ
防音マスクとして使えるボイトレグッズ「ウタエット」シリーズ。
今回は使用後毎回の簡単なメンテ方法についてお伝えします。
ズバリ、ウタエットについて、こんなことを考えている方に特におススメの内容です。
- メンテを楽にしたい
- メンテがどれぐらい面倒そうなのか確認しておきたい
- 洗い方を知りたい
ウタエットは分解しての水洗い(中性洗剤+スポンジ)も可能ですが、それを毎回やるのも面倒。
マニュアルをよく読むと、必ずしも毎回水洗いをしなければならないわけではなさそうです。
ですので、私は毎回の使用後、ティッシュと綿棒で以下4箇所の水分を拭き取るようにしています。
- 本体内部
- 本体-取っ手(ハンドル)の接続部
- 取っ手(ハンドル)の中
- チューブ
本体と取っ手は分解しないといけませんが、最も面倒なチューブの付け外しが不要ですから、準備と片付け含めても7分程度で完了します。
この方法、
- ウタエットをガンガン使う
- ウタエットのメンテが気になる
- メンテに時間をかけたくない
といった方には特におススメです。
もちろん、汚れが気になったりすれば、フルで水洗い(中性洗剤+スポンジ)する必要がありますが、大抵の場合、それは毎回ではないはずです。
ですので、普段はこうした簡単なメンテにとどめることで時短が図れるかと思います。
それでは以下、詳しくみていきましょう!
(ここで取り上げるメンテ方法は、マニュアル等記載内容も踏まえたものではありますが、公式のものではないため、試行される場合は自己責任でお願い致します。)
1.マニュアル等で書かれていることの解釈
(写真はイメージです)
商品に付いてくるマニュアル(USER'S MANUAL)の「お手入れ方法
」には
適時洗浄してください
洗浄するときは中性洗剤を水で薄めてからスポンジ等で洗ってください
といった文言があります。
しかし、これらは「<汚れが気になったら…>」の箇所に書かれている内容で、
毎回そうすべき、とまでは指示されていません。
毎回のメンテ方法については、
商品パッケージ内の注意事項(-ATTENTION-注意
)に
使用後はタオル等で、本商品の口元を拭き、口元を下に向けた状態で保管してください
といった文言があります。
つまり、毎回の使用後は拭き掃除でよいことが示唆されます。
2.毎回の使用後のメンテで使用するもの
1の最後でお伝えした通り、商品パッケージ内の注意事項(-ATTENTION-注意
)には「使用後はタオル等
」との文言があるのですが、私はタオルは使わず次の2つを使っています。
- ティッシュ
- 綿棒
(文言の方もタオル等
なので、タオル以外もある程度は許容されるはずです・・・)
その理由は次の2点です。
- タオルだと使った後に洗濯が必要になったりと、何かと取り扱いが面倒→ティッシュの使用
- 細かい部分を拭くのには細くて水分を吸収できるものが必要→綿棒の使用
ティッシュも綿棒も、気兼ねなく使えてその後は捨てられるのがメリットです。
ただ、ティッシュは、力を入れて拭いたときなどにちぎれやすいので、あまり力を入れ過ぎずに拭き掃除することが大切です。
3.毎回の使用後のメンテの手順
それでは私が毎回の使用後に行っているメンテの手順についてお伝えしていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、拭く箇所は次の4つです。
- 本体内部
- 本体-取っ手(ハンドル)の接続部
- 取っ手(ハンドル)の中
- チューブ
これらをティッシュや綿棒で拭き取っていきます。
「4つ」というと多いように感じるかもしれませんが、中性洗剤+スポンジで全体を水洗いするよりはるかに時短になります。
私の経験上、全体を水洗い(中性洗剤+スポンジ)する場合、終盤のすすぎ~乾拭きまで含めて20分ぐらいかかりますが、
こちらの拭き掃除であれば7分程度で済みます。
それでは以下、各箇所メンテのポイントなどをみていきましょう。
3-1.本体内部
本体内部はこのように非常に拭きにくい構造になっています(内部の出っ張り(壁)周辺が特に拭きにくいです)。
しかし、この構造によって防音性能が確立されているようですから、「邪魔だから」などと言ってくれぐれも内部の出っ張り(壁)を切ったりしないようにしましょう。
清掃ポイントは次の3つです。
- 内部に複数ある出っ張り(壁)とその付け根も拭く
- 細くて手(指)が入らないところは綿棒で拭く
- 綿棒の先をティッシュをくるんで拭くのもアリ
基本的にはこれらの方法でかなり水分が拭き取れるはずです。
一番下に示した「綿棒の先をティッシュをくるんで」ですが、これは「ティッシュを握った指が入らないので十分拭けないが、かといって綿棒だと十分水分が吸収できない」ときに有効です。
ティッシュを奥の方に押し込む動きを綿棒で行い、水分はティッシュで吸収させる狙いがあります。
ただし、綿棒の先にくるんだティッシュの量が十分でなかったり、無理に綿棒を押し込んだりすると、綿棒がティッシュを突き破ってしまい、効果がなくなりますので、ティッシュの量をケチらず、また、押し込む力を加減してやるようにしましょう。
3-2.本体-取っ手(ハンドル)の接続部
ウタエットは組み立て式で、本体(顔をつける方の部品)と取っ手(ハンドル)とは、ねじ込んで接続する形になっています。
分解するとこのような形になります。
本体側のねじ込み部を拡大したのがこちら。
本体に入った呼気に含まれる水分は、本体内部にとどまらず、ねじ込み部まで入り込むことがあります。
従って、使用後はこれらを分解して、双方のねじ込み部を拭いていく必要があります。
本体側はねじ込み部が凸型なので、比較的拭きやすいのですが、
取っ手内側のねじ込み部は凹型(溝)なので、なかなか拭きづらいです。
私が現時点最良だと思ってやっているのは「くしゃくしゃ&ふわふわのティッシュを溝部分に押し付けで拭き取る」方法です。
「くしゃくしゃ&ふわふわのティッシュ」を溝部分に押し付けたとき、ある程度ティッシュが溝部分に入り込んでくれることが期待できます。
その状態で取っ手内側をティッシュでこすれば、それに応じて水分もある程度拭き取れるかと思います。
といっても、場所が場所なだけに、十分な確認ができないのですが、「普段のメンテで足りないところは、定期的な水洗い(中性洗剤+スポンジ)で」と、ある程度割り切ってメンテを続けています。
3-3.取っ手(ハンドル)の中
取っ手のうち、ねじ込み部(接続部)は3-2の段階で拭いていますので、ここでは接続部以外を拭くことになります。
取っ手の中は細いので、綿棒を使って拭いていきます。
完全な拭き取りは難しいですが、本体側、持ち手側両方の穴から中の水滴状態を確認し、水滴の付いている部分を重点的に綿棒で拭くようにするとよいと思います。
3-4.チューブ
チューブの中は拭き取りが難しいですから、せめてチューブの外側だけでも拭くようにします。
チューブの外側には、本体から取っ手の中に入った水分などがよく垂れてきます。
3-2の段階で本体と取っ手を分解していれば、取っ手部分を移動させることでチューブ外側のあちこちを拭き取れますから、
チューブ幅全周にティッシュをかぶせたまま、ティッシュをスライドさせ、そうした水分を拭き取ってしまいましょう。
4.最後に
以上、ウタエット使用後毎回の簡単なメンテ方法についてお伝えしてきました。
ここでもう一度ポイントをまとめます。
- マニュアル上、毎回の水洗いは必ずしも要らない
- ティッシュと綿棒で以下4箇所を拭くのがおススメ
- 本体内部
- 本体-取っ手(ハンドル)の接続部
- 取っ手(ハンドル)の中
- チューブ
本体と取っ手は分解しないといけませんが、最も面倒なチューブの付け外しが不要ですから、準備と片付け含めても7分程度で完了します。
「フルで水洗い(中性洗剤+スポンジ)」だと何だかんだいって20分ぐらいかかりますから、相当な時短になると思います。
もちろん、汚れが気になったりすればフルで水洗いする必要がありますが、私の使用経験上、その頻度は比較的少なく、せいぜい1~2週間に一度ぐらいです。
ウタエットについて
- メンテを楽にしたい
- メンテがどれぐらい面倒そうなのか確認しておきたい
- 洗い方を知りたい
などと考えている方の参考になれば幸いです。