無料でポイントも貯まる会員制音楽情報メディアEVENINGでのポイ活を考えてみた

(写真はイメージです)

(本記事の内容は2025年3月13日時点の情報に基づくものです。)

ポイントを貯めるための活動、略してポイ活

しかし、ポイントを貯めるにもそれなりの時間が必要なので、どうせなら好きなことでポイ活したいものですよね・・・

今回は、

「無料でもポイントが貯まる音楽情報メディアEVENINGポイ活するのはどの程度お得なのか?」

考えてみた結果を中心にお伝えします。

EVENINGでは、音楽関連のニュース記事読んだりするだけでポイントが貯まりますので、音楽好きポイ活手段として有力そうに思われます。

(なお、以下ページに示すように、EVENING会員のうち、特典の多いプラチナ会員(月額583円(税込))の場合、読める記事も多く、音楽ビジネスオンラインスクールとしても存分に活用できるサービスになりそうです。)

一体、どんなポイ活になるのでしょうか?

以下、詳しくみていきましょう!

1.基本情報

EVENINGは、会員制の音楽情報メディアで、

会員登録すると、音楽関連のニュース記事が読めたりするサービスです。

以下の通り、ユーザーのアクションに応じてポイントが貯まる仕組みになっています(下表、横にはみ出ている場合は横スクロールできます)。

ポイント獲得方法
アクション ポイント数 条件
EVENINGサイトへのログイン 10 1日あたり
ニュース記事の閲覧 10 1件あたり
記事の評価 5 1件あたり
アンケートへの回答 10~1000 (詳細不明)

会員種別は主に以下の3種類であり、無料会員登録も可能ですが、ポイントをAmazonギフト券に交換できるのは有料会員(プラチナ会員、ゴールド会員)のみです。

  • プラチナ会員
  • ゴールド会員
  • ブロンズ会員(無料)

各会員の会費と、特典利用可否(〇:利用可、×:利用不可)を表にまとめると以下の通りです(下表、横にはみ出ている場合は横スクロールできます)。

各会員の会費と特典利用可否
項目(会費・特典) プラチナ会員 ゴールド会員 ブロンズ会員
月額(税込)会費(円) 583 418 0
会員記事の購読 〇(全ての有料会員記事) 〇(一部の有料会員記事) 〇(無料会員記事)
特集記事のリクエスト × ×
EVENINGインターンシップへの参加 ×
音楽業界の求人情報 ×
就職ガイダンス資料 ×
音楽業界の就職相談 × ×
ポイント進呈機能
Amazonギフト券の付与 ×
限定NFTの付与 ×
暗号資産トークンの付与 × ×
メンバー募集の告知 ×
会員制コミュニティへの招待 × ×
会員制イベントへの招待 × ×
メールマガジン配信

無料(ブロンズ会員)でもそこそこ楽しめるのですが、以下の点には特に注意が必要です。

  • ポイントの有効期限(貯めきらない内に失効する可能性があるが、具体的な期限についての明記なし)
  • 閲覧可能な記事数(記事数が少ないと、十分なポイントを稼げない可能性あり)
  • 無料会員ではAmazonギフト券への交換不可

1-1.ポイントの有効期限

以下ページで「ポイント付与の有無、付与されるポイント数、ポイントの有効期限、その他ポイントに関する一切の条件は、当社が決定します。」とありますが、具体的な有効期限が不明なため「予想外の有効期限切れが発生する可能性」という不安要素があります。

1-2.閲覧可能な記事数

同じ記事を何度読んでもポイントは上乗せされませんので(1回分のポイント付与のみ)、閲覧可能な記事数が少ないと、十分なポイントを稼げない可能性があります。

特に会費の安い会員ほど、閲覧可能な記事数が少なくなるシステムのため、こうしたリスクは高めになる傾向といえます。

今のところ、閲覧可能な記事数がすぐに頭打ちになりそうな雰囲気はありませんが、今後の新着記事投稿ペースにも依りますので、不安要素の1つではあります。

1-3.無料会員ではAmazonギフト券への交換不可

先ほどもお伝えしましたが、貯めたポイントをAmazonギフト券に交換できるのは有料会員(プラチナ会員、ゴールド会員)のみです。

もっとも、EVENINGサイト内ページを確認したところ、有料会員となっている期間に関して、特に条件として言及している箇所は見当たらないため、

交換申請からAmazonギフト券獲得(受領)までの間に有料会員であれば問題ないように思われますが、「おいしすぎるのではないか」とも思われるので、警戒(?)は必要かもしれません・・・

2.Amazonギフト券獲得可能になるまでの日数目安

有料会員だと、5000ポイント単位Amazonギフト券への交換可能です。

先ほど挙げたポイント獲得方法のうち、日々実行しやすいのは、ログインと記事閲覧だと思います。

そこで、ここでは、

「毎日のログインと記事閲覧でポイントを獲得して、Amazonギフト券相当の5000ポイントを貯める」ことを考えます。

1日あたりの記事閲覧数をxとすると、ポイント獲得(目標到達)までに必要な日数dは以下の式で表せます。

  • d=5000/(10+10x)

グラフにすると以下の通りです。

EVENINGで毎日のログインと記事閲覧を行うことで5000ポイントを獲得する場合に必要な日数を示すグラフ

具体例を示します。

例えば、1日1記事だとx=1で、この場合はd=250となります。

つまり、1日1記事閲覧のペースを250日(8.5か月弱)を続けるとAmazonギフト券相当の5000ポイントが貯まる計算になります。

3.有料会員で元を取るための条件目安

ここで「元を取る」というのは「会費に相当する金額のものにポイントを交換する」ということとします。

ポイントの交換先はAmazonギフト券とし、Amazonギフト券5000円分の獲得により元をとるものとします。

その場合、

毎月支払う会費の合計額が5000円を超える前に、Amazonギフト券5000円分のポイントを獲得する必要があります。

なお、実際には、5000ポイント達成→ポイント交換申請→Amazonギフト券獲得のプロセスに日数がかかることも考慮する必要がありますが、考慮すべき日数を割り出すのも難しいので、今回は無視することにします(余裕をもって早めに5000ポイントを達成するように計画すれば、ある程度リスク低減できるかと思います)。

3-1.何か月以内に5000ポイントを達成すべきか

さて、上記を数式で考えると、

mか月分会費を支払うとして、以下の式を満たす必要があります。

  • 5000≧583m(プラチナ会員の場合)
  • 5000≧418m(ゴールド会員の場合)

これらをmについて解くと

  • m≦5000/583≒8.5→m≦8(プラチナ会員の場合)
  • m≦5000/418≒11.9→m≦11(ゴールド会員の場合)

となります。

つまり、

  • プラチナ会員:8か月以内に5000ポイント達成
  • ゴールド会員:11か月以内に5000ポイント達成

が必要な条件となります。

3-2.どのぐらいのペースでアクションすべきか

次に、そのために必要な日々のアクションペースを考えましょう。

会費は月額制ですが、会費の対象となる正確な日数が不明のため、仮に30日であるとすると、

8か月の場合240日、11か月の場合330日となります。

この期間内に、5000ポイントを獲得するためには、1日あたりの記事閲覧数をxとして、以下式を満たす必要があります。

  • 240×(10+10x)≧5000(プラチナ会員の場合)
  • 330×(10+10x)≧5000(ゴールド会員の場合)

これらをxについて解くと

  • x≧1.09→x≧2(プラチナ会員)の場合
  • x≧0.52→x≧1(ゴールド会員)の場合

以上の計算結果から、有料会員期間中のアクション(ログインと記事閲覧)については、最低限

  • プラチナ会員:毎日ログイン+毎日2記事の閲覧8か月間継続
  • ゴールド会員:毎日ログイン+毎日1記事の閲覧11か月間継続

ペース必要があることがわかります。

なお、1日の閲覧記事数を増やすほど、5000ポイント達成までの期間短縮(会費総額低減)の可能性も高まりますので、

可能であれば上記よりもハイペースな活動にチャレンジしてみるとよいでしょう。

4.最後に

以上、無料でもポイントが貯まる音楽情報メディアEVENINGでポイ活するのはどの程度お得なのか、考えてみた結果を中心にお伝えしてきました。

結論をまとめますと、EVENINGでのポイ活以下の点お得です。

  • ログインニュース記事閲覧だけでポイントが貯まる
  • 貯まったポイントAmazonギフト券交換できる(有料会員のみ)
  • 有料会員がAmazonギフト券獲得によって会費の元を取れる可能性もある(ポイ活ペース次第)

ただし、以下の点には特に注意が必要です。

  • ポイントの有効期限(貯めきらない内に失効する可能性があるが、具体的な期限についての明記なし)
  • 閲覧可能な記事数(記事数が少ないと、十分なポイントを稼げない可能性あり)
  • 無料会員ではAmazonギフト券への交換不可

(なお、以下ページに示すように、EVENING会員のうち、特典の多いプラチナ会員(月額583円(税込))の場合、読める記事も多く、音楽ビジネスオンラインスクールとしても存分に活用できるサービスになりそうです。)

今回の記事が、音楽好きの方のポイ活のためのご参考になれば幸いです。