Clamsの曲を少しずつ聴いてみた感想

(写真はイメージです)

オルタナティヴギターロック系の音楽が好きな方におすすめしたい、Clamsの曲。

音楽配信サービス(ストリーミング)AWAでは、Free(無料)プランでも1曲最長90秒(1分30秒)のハイライト再生という形で、自由に曲を選んで聴くことができます(広告挿入なし)(※)。

(※)ただし、Free(無料)プランでは以下の制約あり。

  • 合計再生時間は月20時間まで
  • 90秒(1分30秒)まで再生できない楽曲も存在(例えばフル尺30秒以上の曲でも、30秒までしか再生できない場合もある)

今回は、Clamsの楽曲について、このハイライト再生された部分を聴いてみた感想をお伝えします。

Clamsについては、現時点(2025年6月2日時点)において、以下2枚のアルバムがAWAで聴けます。

  • Sakura River Neo
  • CLAMS

「オルタナティヴギターロック系の音楽が好きで、聴いたことのない音楽を見つけたい」という方のご参考になれば幸いです。

1.アルバム「Sakura River Neo」

現時点(2025年6月2日時点)で聴ける以下6曲について、順にコメントしていきます。

  1. Sundae Bird
  2. See The Brightest Star
  3. Applecider
  4. Sunlight Yellow
  5. Circulation
  6. P-Nut Butter irony(mash-room sounds Remix)

Track1:Sundae Bird

爽やかなコーラスが印象的。親しみやすいビートとサウンドである。朝によく合いそうだ。

Track2:See The Brightest Star

シンセのようなコーラスの音から少し遅れてジャキジャキとしたギターが鳴り、M7音を強調した歌メロが加わる。前曲よりキラキラ感が増したような印象。

Track3:Applecider

メロディックなパーカッションが印象的。けだるい昼の午後によく合いそうな曲調。フランジャー音とうねるようなシンセ音が、ハイライト再生終盤に出てくる。

Track4:Sunlight Yellow

エレクトロ要素の比重高め。前3曲よりもゆったりした雰囲気。シャッフルしているようなしていないような絶妙なノリ。

Track5:Circulation

出だしから金属感のある高音ギター単音フレーズの演奏がしばらく続く。こちらもエレクトロ要素の比重高め。ただ、前曲よりもビート感が明確で、テンポも速め。

Track6:P-Nut Butter irony(mash-room sounds Remix)

4つ打ちビート&ベースで始まり、その後にシンセ音も入ってきて、まさにエレクトロという感じの曲。踊れそう。しかし、ギターがエレクトロサウンドによく溶け込んでいる。しばらくしてから入る高めのシンセ音フレーズが印象的。

2.アルバム「CLAMS」

現時点(2025年6月2日時点)で聴ける以下10曲について、順にコメントしていきます。

  1. Spirytus
  2. P-Nut Butter irony
  3. Sunset Orange Beach
  4. T.V. Drones
  5. Round 5
  6. Shiny Rider
  7. Moon Sound
  8. Friday
  9. Lipcream
  10. Wo-Wo

Track1:Spirytus

タイトルコールの声と、その後の歪んだ轟音系アンサンブルが印象的。

Track2:P-Nut Butter irony

テンションノートを強調したギターコードワークと心地よいテンポの8ビート。重量感あるスネア音と歪んだギター音が印象的。

Track3:Sunset Orange Beach

前曲よりもゆっくりめのテンポ。動きのあるベースラインと歪んだトレモロ音(ギターのようなシンセのような)から始まるのが印象的。

Track4:T.V. Drones

F→B♭の繰り返しコードのギターパターンから始まる。爽やかな歌メロと歌声でポップな印象が強いが、途中で轟音感がグッと増す。

Track5:Round 5

バスドラ&スネアによるビートがなく、まったりとした曲調。DM7→CM7コード繰り返し部分は特に聴いていて落ち着く。

Track6:Shiny Rider

8分音符刻みのギターと歌から始まり、その後にドラムビートパターンが加わる。心地よいビート感。左チャンネルから聴こえる16分音符刻みのシェイカー音(?)が曲の回転数を一層高めているように感じられ、自然と気分が上がっていく。

Track7:Moon Sound

コード進行と歌メロから、少しフォーキーなテイストも感じられるビートナンバー。爽やかさと哀愁が同居していてグッとくる。

Track8:Friday

シンセ音が鳴り、ギターのコードワークが加わり、そして歌が加わる。細かい演奏ニュアンスまで伝わるような生々しいコード弾きギター音もまた印象的。

Track9:Lipcream

心地よいビート。歪んだギターが前面に出ているという印象。やや奥の方で鳴っているように感じられるドラムの存在感も印象的。

Track10:Wo-Wo

トレモロがかったギターコードと少し広がったボーカルが印象的。