DTM関連作業中にBGMを流したい場合
(写真はイメージです)
今回は、DTM関連作業中のBGM使用の可能性について考えてみた結果についてお伝えします。
DTM関連作業においてBGMを流したくなる背景としては、
- 面倒さを感じて作業が進まない
- BGMを流して気分を上げたい
といったことが主に挙げられるかと思いますが、
一般的には
「DTMでは音を聴くので、作業中のBGMという概念とは相性が悪い」
と思われがちです。
確かにDTMの主たる調整作業(音のモニタリングを伴う)において、実質BGMは流せないでしょう。
しかし、DTM関連作業にも様々なものがあり、
作業内容とBGMタイプ次第ではDTM作業中のBGMも不可能ではないと思われます。
一部作業だけでもBGMが使えると、DTM作業全体の負荷感も下がるのではないでしょうか?
なお、ここでは、いわゆる音楽とはいえない環境音もBGMの一種ととらえて話を進めます。
1.基本的な考え方
DTM関連の様々な作業のうち、
音を聴く可能性がある作業においては、基本的にBGMは流しにくいといえます。
ただ、音を聴くといっても、
大まかな確認でよい場合から詳細な確認が必要な場合まで、様々な段階がありますし、
BGMにも様々なタイプのものがあります。
ですので、先ほども述べた通り、
作業内容とBGMタイプの組み合わせ次第で、BGMを流してのDTM作業も成立し得ると思われます。
個々人によって、適した作業スタイル(作業へのBGMの影響など)は異なりますが、
以下、作業内容とBGMタイプの適切な組み合わせについて、整理していこうと思います。
2.比較的BGMを流しやすい作業
基本的には音を聴かなくてよい作業が当てはまります。
例えば以下のような作業が挙げられます。
- 設定や入力
- 記録(メモ)
- ファイル整理
- 簡単な音配置
2-1.設定や入力
具体例としては、トラック名入力、リージョンやマーカーの設定(小節数を数えて範囲や箇所を指定したり、名前を入力したりする作業)、トラックバス設定などが挙げられます。
DTM関連作業全体を考えれば、作業の量や負荷は微々たるものであることが多いですが、
気分が乗らないとき、こうした作業をBGM付きで進めていくうちに気分が上がってくることもありますので、BGM使用はアリだと思います。
2-2.記録(メモ)
具体例としては、DTM作業における変更点の記録、課題の整理といったテキスト系タスクが挙げられます。
こうした作業は音源完成に直接貢献しないため、面倒に感じるときも少なくないですが、
面倒さに伴う気の重さを紛らわせるためにも、こうした作業をBGM付きで進めるのはアリでしょう。
2-3.ファイル整理
DTM関連作業に伴って、ファイル整理の作業も発生します。
そもそも自動化するのが理想かもしれませんが、自動化しようと思っても、イレギュラーなケースがあったりするなど、自動化しづらいケースもあります。
こうした作業をBGM付きで進めるのはアリでしょう。
2-4.簡単な音配置
例えば、ループパターンを決まった通りに配置するなど、音を逐一聴かなくてもできる、簡単な音配置作業なら、BGMを流しても作業可能でしょう。
ただ、それよりも複雑な作業、例えばメロディを打ち込む作業(後述する「フレーズ打ち込み」に相当)などは難しい場合もあるかと思います。
3.比較的BGMを流しにくい作業
2で挙げた作業よりは、BGMを流しにくいものの、必ずしも不可能とはいえない作業があります。
目指す作業レベルを含めた個々の状況次第ですが、以下が挙げられます。
- 音色決め
- フレーズ打ち込み
3-1.音色決め
楽器選定レベルの音色決めなど大まかでよい場合は、BGMを流しながらでも可能でしょう。
ただ、音色の微妙な違いを聴き分ける必要がある場合は、やはりBGMを止めた方が無難かと思います。
3-2.フレーズ打ち込み
脳内で既に固まっているものを打ち込むだけなど、比較的簡単なものは、BGMを流しながらでも可能でしょう。
ただ、内容模索しながらのフレーズ打ち込みは、BGMの存在が模索を妨げることが多いので、BGMを止めた方が無難かと思います。
4.BGMタイプ&ソース別特徴
以下4つのBGMタイプ&ソースを念頭に、BGMの使い分けや作業への影響について少し触れます。
- 環境音
- インスト音源
- 歌モノ音源
- 制作中の音源
使い分けの例ととしては、以下が挙げられます。
- 音を聴く作業の場合は環境音
- 歌詞を聴いてしまって作業に影響が出そうならインスト
また、制作中の音源については、これをBGMに使用すると、
制作時とは異なる意識レベルでリスニングすることになるため、
思わぬ発見(新たな課題が見つかるなど)につながる可能性があります。
BGMタイプ&ソースについては、そのときの気分で選ぶことが多いと思いますが、以上のようなことも踏まえて選ぶとよいでしょう。

