通販購入可能な防音マスクBELTBOXの使い方まとめ
前回紹介した、通販(Amazonなど)で購入可能な防音マスク(ボーカルダンパー)BELTBOX。
今回はこのBELTBOXについて、製品同梱マニュアル(英文のみ)記載の内容と私の実体験に基づき、
「どのように使えばよいのか?」
「使用にあたって注意することは何か?」
といった点をまとめてお伝えします。
1.BELTBOXの基本的な使い方
BELTBOXの使い方はいたってシンプルです。
BELTBOXを手に持って、鼻と口を覆うだけです。
密着度を上げるほど防音効果が上がりますが、密着させすぎると息が苦しくなるので、ほどほどにします。
「BELTBOXを手に持ちながら歌うのがうっとうしい」
「ギターボーカルの練習をしたい」
という場合には、下のような付属のストラップを使用することで、ハンズフリーでの使用が可能です。
このストラップで、顔とBELTBOXを言わば「縛る」形で、BELTBOXを顔に固定します。
ストラップは細い紐部分と太いゴムベルト部分に分かれていますが、細い紐部分を、BELTBOXの出っ張っている部分に引っ掛け(下の画像のように)、太いベルト部分を頭からかぶせて後頭部(耳の下)までもっていくようにします。
その後、ストラップの長さを(ゴムベルト部分で)調整します。
ストラップは周囲長さ47cmまで(ゴムを伸ばさない状態にして、メジャーでざっくり測定)調整できます。
ゴムの収縮力でBELTBOXが十分固定されるようになれば、調整完了です。
2.BELTBOXの洗い方
ハーモニカやリコーダーのように直接口をつけて使用するものではないとは言え、口まわりに密着させて使用するものであるため、BELTBOXは常に清潔にしておく必要があります。
BELTBOXを使用すると、呼気による湿気や、勢い余って飛んだ唾がBELTBOXにつくので、使用後そのまま放置していると、雑菌が繁殖する可能性があります。
そのため、BELTBOXはこまめに洗う必要があります。
また、梱包箱から取り出して初めてBELTBOXを使用する場合にも、使用前に一度洗う必要があります。
幸いBELTBOXは防水性を謳っており、水と石鹸(マニュアル上は抗菌石鹸)で洗うことが可能です。
洗う頻度については、マニュアルにeach use
(使用後毎回)と書かれています。
BELTBOXは下の写真のように、外側の黒い層の部分と内側の赤い層の部分の2層で構成されていますが、これらは手で簡単に分離できるので、洗う際も黒い部分、赤い部分別々に洗うようにします。
BELTBOXを洗うときに注意するのは「優しく洗う」ということ。
実際、触ってみるとわかりますが、特に顔に直接触れる赤い層の部分は柔らかく、スポンジ、たわし、ブラシの類でゴシゴシやると、激しく傷む可能性があります。
マニュアルにはgently clean
としか書いておらず、具体的にどう洗えばよいのかわかりませんが、私は指の腹で洗うようにしています。
洗い終えたら、水で十分すすいで、自然乾燥させます。
乾燥させる場所について、マニュアル上には特に記載がありませんが、私は換気扇の回っている浴室で乾燥させています。
水ですすいだ後、ある程度水をふき取っておけば、黒い層の部分は数時間で乾きます。
一方、赤い層の部分は、数時間では乾かないことが多いです。
赤い層の部分は吸水性が高く、一見乾いているように見えても、力を加えると水が絞り出される、ということがあります。
ですので、できるだけ乾燥時間を長くとれるような使用サイクルを考えた方がよいでしょう。
例えば、睡眠時間よりも外出時間の方が長い人であれば、寝る前に洗って睡眠時間中に乾燥させるより、外出前に洗って外出時間中に乾燥させるようにする、といったように。
3.最後に
上でも紹介した通り、BELTBOXはハンズフリーの使用が可能です。
しかし、前回記事でもお伝えしたように、BELTBOX自体の臭いがきついため、私はハンズフリーでの使用をあきらめました。
使用していくうちに臭いが消えていけばよいのですが、購入して半月程度ではまだまだ健在のようです・・・