【新曲紹介】ジャキジャキギターのローファイなガレージ/オルタナティヴロック「枯れかけ」
私、八雲橋かつなりの新曲「枯れかけ」が、各社音楽ストリーミング/ダウンロード配信サイト&YouTubeにて配信開始となりました!
ジャキっとしたギターと騒がしいローファイサウンドが特徴のガレージ/オルタナティヴロックの一曲です。
以下の通り、合計3トラックありますが、同一曲のミックス(マスタリング)違いの音源になります。
- 枯れかけ-2019 Mix1-
- 枯れかけ-2019 Mix2-
- 枯れかけ-2019 Mix3-
各社音楽配信サービスで取り扱っていますが、YouTubeやYouTube Musicでは無料プランでもフルでお聴きいただくことができます。
それでは以下、曲の聴きどころ、楽曲構成、使用楽器/音源などについてお伝えしていきます!
1.曲の聴きどころ
ジャキっとしたギターと騒がしいローファイサウンドが特徴のガレージ/オルタナティヴロックの一曲です。
- テンポ(BPM):120
- 長さ:3:20
3分台前半と短めの曲ですが、前半(~2サビ)と後半(1Cメロ~)とで曲調ががらりと変わります。
その中で私イチオシの聴きどころは次のようなところです。
- 全編:騒がしい印象を演出するドラム
- 0:00~0:28:ジャキっとした音で奏でるギターリフ
- 0:28~0:52:パワフルなアタック感のあるバッキングギターのコードワーク
- 0:36~0:52:パワフルでブルージーなギターソロ
- 2:00~2:32:哀愁を漂わせながらも力強く紡がれるブラスのメロディ
- 2:32~3:20:アンビエンス(空間感)を変えながら徐々に盛り上げていくギターソロ
ぜひ気になるところを聴いてみてください!
2.曲の構成
(上の写真はイメージです)
この曲の構成は以下の通りです。
- イントロ(0:00~0:16)
- 1Aメロ(0:16~0:28)
- 1Bメロ(0:28~0:36)
- 1サビ(0:36~0:52)
- 間奏(ギターソロ)(0:52~1:08)
- 2Aメロ(1:08~1:20)
- 2Bメロ(1:20~1:28)
- 2サビ(1:28~1:44)
- Cメロ(1:44~2:00)
- Dメロ(2:00~2:32)
- アウトロ(ギターソロ)(2:32~3:20)
2-1.イントロ~1サビ(0:00~0:52)
ジャキっとした音のパワーコードから成るギターリフで始まります。
このギターリフを繰り返したまま、鋭めのブラス音によるAメロの主旋律が入ります。
このAメロは短く、すぐさまBメロへ。
Bメロではバッキングギターのパターンが通常コードワークに変わり、ベースも加わります。
そしてこのBメロもあっという間に過ぎてサビへ。
Bメロまではどちらかというとマイナー調(暗め)でしたが、ここでメジャー調(明るめ)に変わります。
バッキングギターパターンはBメロから引き続きコードワーク、ベースはルート主体にしつつも、ところどころ動いて曲にアクセントをつけています。
Bメロからサビで聴ける、バッキングギターのコードワークには、「パーン」というようなパワフルなアタック感があり、追って聴いていると、きっと病みつきになることでしょう。
2-2.間奏(ギターソロ)~2サビ(0:52~1:44)
サビ終わりのフィルインから、ドカドカとタムを打ち鳴らすドラムパターンに変わり、アタックの強いダブルチョーキング音から始まるギターソロへ突入。
ギターソロはペンタトニックスケール主体のブルージーなもので、ドカドカと騒がしいドラムとも相まって、暑苦しい雰囲気を醸し出しています。
ギターソロを高音で締めたあと、再びAメロへ。
2Aメロでは、ブルージーなギターの合いの手フレーズが要所要所で入ります。
そしてBメロへ。
2Bメロでは、オープンハイハットでシャンシャンと刻む騒がしいドラムパターンの上に、ギターアルペジオとオルガンが加わり、一段と賑やかな演奏になります。
この賑やかな感じのまま、サビへ。
2サビではホイッスル風シンセ音が合いの手的に入り、曲に一層の弾みをつけています。
2-3.Cメロ~アウトロ(1:44~2:32)
賑やかなサビから一転、クールダウンするかのようなCメロに突入。
2サビから合いの手的に加わっていたホイッスル風シンセ音が、ここでは前面に押し出され、どこかほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。
ドラムが16ビート風のパターンに変わり、リズムに弾みがついたところで「キューン」という強烈なギタースクラッチ音が入りDメロへ。
Dメロは再び騒がしい演奏になりますが、これまでのBメロやサビとは異なり、哀愁を漂わせながらも力強く紡がれるブラスのメロディが曲を引っ張っていきます。
ブラスのメロディが終わった後、そのままのバッキングパターンでアウトロへ。
アウトロでは再びギターソロが入りますが、これまで醸成してきた哀愁感を引き継ぐようにしっとりと始まります。
ギターソロの後半はアンビエンス(空間感)が変化していきます。
近い距離感の音、部屋鳴り感のある音、リヴァーブたっぷりの音・・・
フェーズごとに変わる音を楽しんでいただけたら、と思います。
3.各トラックの違い
冒頭お伝えした通り、今回のリリース音源には、同一曲のミックス(マスタリング)違いの音源が3トラック含まれています。
以下、1曲目「枯れかけ-2019 Mix1-」を基準に、それぞれのトラックの違いを説明します。
3-1.枯れかけ-2019 Mix2-
Mix1よりも低音域を重視した仕上がりになっています。
低音を重視する方、低音出力が控えめのプレイヤーで聴く場合におすすめのトラックです。
特に間奏~2Aメロのタム音は迫力満点で楽しめることでしょう。
3-2.枯れかけ-2019 Mix3-
Mix1との違いがわかりづらいかもしれませんが、以下の点が異なっています。
- バッキングギター音がややファット
- バックのオルガン音がやや大きい
Mix1と甲乙つけ難かったので、同時収録しました。
Mix1との微妙な違いを味わうのもまた一興かと思います。
4.使用楽器、音源
使用楽器、音源については以下の通りです。
- ブラス:Analog Synths(ACID付属ソフトシンセ音源)
- ホイッスル風シンセ音:SampleTank 2(SampleTank 3でインポート)(ソフトシンセ音源)
- オルガン:Analog Synths(ACID付属ソフトシンセ音源)
- ギター:テレキャスター(TL62B)
- ベース:SampleTank 3(ソフトシンセ音源)
- ドラム:DrumCore 3(ソフトシンセ音源)
ギターは毎度おなじみのテレキャスターTL62B一本です。
ソフトシンセ音源は前回同様、SampleTank 3メインですが、パワフルなドラムサウンドが欲しくて久々にDrumCore 3を用いました。
このDrumCore 3は32bit VST音源なので、私が現在メインで使用しているDAWソフトACID Pro 8(64bit VSTのみ対応)では本来使えませんが、旧バージョンのACID Pro 7でWAVE化して使いました。
そのあたりの手順については、以下記事にまとめていますので、ご興味のある方はご覧いただければ、と思います。
5.最後に
以上、今回リリースした楽曲について、かなり細かくお伝えしてきました。
各社音楽配信サービスで取り扱っていますが、YouTubeやYouTube Musicでは無料プランでもフルでお聴きいただくことができます。