CDや楽曲の購入では得られない定額音楽配信のメリット

定額音楽配信サービス元を取ることは十分可能である」というような内容を以下記事にて述べました。

一方、以下記事でも述べたように、定額音楽配信サービスには「配信が突如停止される」というリスクがあります。

そのため、たとえ元が取れるにしても、その配信停止のリスクを上回るようなメリットがなければ、定額音楽配信サービスの利用に踏み切れない、という人も少なくないかもしれません。

そこで、今回は各社の定額音楽配信サービスの内容から、CD購入、CDレンタル、ダウンロード購入では使うことができないであろう機能をピックアップして紹介します。

具体的には以下の3つです。

  1. プレイリストの公開、共有
  2. 自動選曲
  3. 変わった検索方法

これらの機能をみて、「便利」、「楽しそう」と思えたなら、定額音楽配信サービス利用するメリットがあるといえるかと思います。

それでは1つずつみていきましょう。

1.プレイリストの公開、共有

プレイリストの公開とは、自分の作成したプレイリスト不特定多数の他ユーザーが聴けるように公開するという意味です。

プレイリストの共有とは、自分の作成したプレイリスト特定の他ユーザーが聴けるように共有するという意味です。

いずれにしても「自分の作成したプレイリストを誰かに聴いてもらえる」というのは嬉しいもの。

自分でCD購入、CDレンタル、ダウンロード購入するだけでは実現できない機能です。

2.自動選曲

従来のCD購入、CDレンタル、ダウンロード購入では、基本的に自分で音楽を探して選ぶところから始めなければなりません。

ただ、時には漠然と「こういう感じの曲を聴きたい」と思うこともあるはず。

こうしたときに、自動選曲系の機能が便利です。

この自動選曲系の機能は、各社独自に様々なものを用意していますが、大体は最初に条件を指定し、条件に合った、あるいは近い曲を自動選定して次から次へと曲が流れていく、というパターンになります。

最初に指定する条件の例には、アーティスト、楽曲、ジャンル、ムードといったものがあります。

アーティストや楽曲を最初に指定した場合は、その指定したアーティストや楽曲と傾向が似ている楽曲を自動的に選んで再生してくれます。

ジャンル、ムードを指定すれば、それぞれのカテゴリーに属する楽曲を、やはり自動的に選んで再生してくれます。

また、日頃聴いている楽曲の傾向を分析したり、選ばれた楽曲に対して、リスナーが随時、高評価、低評価をつけていくことで、よりリスナーに合った選曲に最適化していく学習機能を備えたサービスもあります。

3.変わった検索方法

自動ではなく、特定の曲を聴きたい場合には、結局どのサービスも、アーティスト名や楽曲名などを文字で入力するところから始めなければならないのが普通です。

しかし、「曲名もアーティスト名もわからないけど、あのメロディのあの曲を聴きたい」と思うことはないでしょうか?

あるいは、「今流れている曲曲名アーティスト名知りたい」ということはないでしょうか?

そんなときに便利なのが音声認識機能です。

曲名やアーティスト名を文字入力する代わりに、流れている曲や、自分の鼻歌またはハミングスマホ等に聴かせれば、該当しそうな候補の曲がヒットします。

こうした音声認識機能が使える定額音楽配信サービスとしては、AWAが挙げられます。

無料アカウントでも使用可能な機能ですので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?

4.最後に

以上、各社の定額音楽配信サービスの内容から、CD購入、CDレンタル、ダウンロード購入では使うことができないであろう機能をピックアップして紹介してきました。

  1. プレイリストの公開、共有
  2. 自動選曲
  3. 変わった検索方法

なお、本ブログでは他にも音楽配信に関する記事があります。

以下のリンクから色々たどれますので、興味の湧いた方はぜひ一度覗いていただければ幸いです。