Audials Oneで音楽サブスク録音!~たくさんの音楽をコスパ良く集めて聴きたい人へ~
今回は音楽の集め方、聴き方に関する記事になります。
ズバリ、こんな方に特におススメの内容です。
- 音楽を安くたくさん聴く方法を探している
- 音楽を安くたくさん集める方法を探している
- 音楽サブスク課金(有料プラン契約)し続けることに抵抗がある
さて、音楽を聴く方法といえば、今は多くの選択肢があります。
CD購入/レンタル、ダウンロード音源、音楽サブスク視聴など・・・
また、聴く音楽の傾向についても、新しい音楽を次々聴いていくのか、過去曲を中心に聴いていくのか、人それぞれだと思います。
このように、音楽を集める、聴くスタイルは様々なわけですが、どうせならばなるべく安く音楽を聴いていきたいと思う人は多いのではないでしょうか?
私は新曲を追い続けるというよりは、過去曲を中心に、様々なジャンルの音楽を大量に聴くのですが、そうした聴き方をする場合、
音楽サブスクを録音するスタイルがおススメです。
というのも、このスタイルは主要な他の方法(音楽サブスクを聴き続ける、CDレンタルし続ける、音楽を購入し続ける)に比べてコスパが高いためです。
音楽サブスクは、定額で聴き放題というのが魅力的ですが、これを聴き続けていくだけというスタイルには
- 月額料金が比較的高い
- いつまで聴けるかわからない(配信停止のリスク)
といったデメリットがありますし、
CDレンタルは
- いつ借りられるかわからない
- 借りたり返したりするのが手間
といったデメリットがあります。
また、音楽購入は上2つと比べてとにかく費用がかさみます。
というわけで、過去曲を中心にたくさん音楽を聴きたいなら、音楽サブスクを録音するスタイルがおススメです。
それでは以下、詳しくみていきましょう!
1.音楽サブスクで聴いていくことのデメリット
月あるいは年単位で一定額を支払って音楽聴き放題となる音楽サブスクの視聴。
魅力的ですが、今回おススメする「音楽サブスクを録音するスタイル」に比べて、次のようなデメリットがあります。
- 月額料金が高い
- いつまで聴けるかわからない
1-1.月額料金が高い
音楽サブスクは月額1,000円前後、年額で10,000円前後であることが多いです。
音楽を聴いていく間、ずっとその金額を払い続けなければなりません。
一方、音楽サブスクを録音する場合は、そのような支払いを続ける必要がありません(要すれば続けてもよいのですが)。
録音ソフトの購入などの追加出費は必要ですが、必ずしも継続的な支出にはならない(新verソフト購入などは除く)点で有利です。
音楽サブスク録音可能な録音ソフトとしては、例えばAudials Oneが挙げられます。
おっと、これより新しいバージョンも出ていますね。
価格は購入ショップやそのときの状況などによって変わりますが、およそ7,500円前後で入手できることが多い印象です(調査時点(2021年1月9日)の状況)。
一般的な音楽サブスク年額料金レベル10,000円に比べても安いですから、こうした仮定のもとではこれから1年間聴く分の音楽を録音するだけで元が取れる計算になります。
そして、自分の音楽の聴き方が「有料プランでしか聴けない新曲を常に聴いていく」のではなく、「過去曲中心に聴いていく」スタイルであれば、音楽サブスク有料プランを契約し続ける必要もありません。
有料プラン契約中に集中的に録音して音楽を確保しておけば、解約後もたっぷり聴けるわけですから・・・
このように、音楽サブスク録音は(音楽の聴き方次第にはなりますが)、
「継続的な支出にならない(新verソフト購入などは除く)」点で有利です。
1-2.いつまで聴けるかわからない
音楽サブスクで聴ける曲は、自分の手元にあるわけではないので、配信停止のリスクがあります。
いつも聴いていたお気に入りの曲がある日突然再生不可能に・・・
なんてことも十分あり得る話です。
一方、配信曲を録音しておけば手元に置いていつでも聴けますので、録音後に配信停止となっても大丈夫です。
2.音楽を購入していくことのデメリット
こちらは何といっても価格が高いことです。
例えばJ-Popアルバム1枚の価格はおよそ3,000円台であることが多いでしょう。
一方、音楽サブスク録音の場合。
例えば7,500円の録音ソフト1本買って、アルバム3枚も録音すれば十分元が取れます。
「といっても、音楽サブスクは圧縮音源だから、もう少し価値が低いのではないか?」
そんな声も聞こえてきそうですね。
確かにCDなどと同等のものではないですし、ましてや録音ですから、データの完全性も基本的にはない・・・
そのあたりを考慮して例えば録音音源の価値を1/10としてみましょう。
それでもアルバム25枚も録音すれば十分元が取れる計算になります。
3.CDをレンタルしていくことのデメリット
こちらは以下2点が挙げられます。
- 借りられないときがある
- CDを扱うのが手間
3-1.借りられないときがある
様々な事情があると思いますが、主だっては次の2点が挙げられるかと思います。
- 貸し出し中
- そもそも店に置いていない
レンタル店に置いているCDの数は限られていますので、自分が欲しいときに店に置かれているとは限りません。
貸し出し中になるリスクは常にあります。
また、モノによってはそもそも店に置いていないこともあるでしょう。
一方、音楽サブスクの録音ではそのような問題がありません。
音楽サブスクのラインナップは豊富ですし、音楽サブスクシステムが正常に稼働していて、自分の録音環境(PCなど)が正常であれば、いつでも録音が可能です。
3-2.CDを扱うのが手間
CDは手にとれる「モノ」ですから、レンタルとなると物理的に借りたり返したりしないといけません。
今は店までいかなかくとも、郵送でCDのやり取りが可能なサービスもありますが、それでもその郵送の手間がかかります(特にこちらからCDを送る返却時)。
一方、音楽サブスクの録音ではそのような「モノ」のやり取りがありません。
作業はPCとネットで完結するため、郵送したりするのに比べて非常に楽です。
4.音楽サブスクを録音していくことのデメリット
上の1~3までで、音楽サブスク録音のメリットをお伝えしてきましたが
「デメリットはないのか?」
とお思いの方もいらっしゃると思います。
基本的にはこれまで説明してきたメリットの方が大きいと思いますが、以下の点が主なデメリット(注意点)として挙げられます。
- 必ずしも完全なデータが得られるとは限らない
- 録音作業にも一定の時間がかかる
- 追加の保存コストがかかる場合がある
4-1.必ずしも完全なデータが得られるとは限らない
デジタルデータの「ダウンロード」ではなく、「録音」ですから、毎回必ずしも完全なデータが得られるとは限りません。
例えばAudials One 2020でSpotify音源を録音した場合、そのデータは毎回微妙に異なっています。
また、曲前後の無音部分(ギャップ)も変わり得ます。
以下記事でも触れていますが、例えばAudials One 2020でYouTube Music音源(曲と曲がつながっているアルバム)を録音した場合、聴感上で明らかにわかるレベルで「曲前後の無音部分」が挿入されます(いわゆる「ギャップレス」にならない)。
こうした点から「完全なデータが得られるとは限らない」という割り切りが(精神衛生上においても)大切になってきます。
4-2.録音作業にも一定の時間がかかる
CDレンタルなどに比べるとそれほどでもありませんが、
- 録音前作業(録音曲の選択など)
- 録音
- 録音後作業(ファイル整理など)
といった各工程で一定の時間がかかります。
「どれぐらいの時間がかかるのか?」
という点は、録音方法や録音曲数などにもよるので一概にはいえませんが、例えばAudials One 2020で10枚のアルバムをSpotify音源(URL入力)で録音する場合、私の経験も踏まえると概ね次のようになります。
- 録音前作業(録音曲の選択など):10分
- 録音:60分(1枚60分のアルバムを10枚、10倍速録音した場合)
- 録音後作業(ファイル整理など):5分
「録音」に要する時間が最も長くなりがちですが、この間は放置して他のことをしていてもOKですから、実質的なロスにはなりません。
ただし、録音しているPCは触らないようにするのが無難です。
録音の妨げになるかもしれませんので・・・
4-3.追加の保存コストがかかる場合がある
大量に録音していった場合、今手持ちのデバイス(ハードディスク(HDD)、SSDなど)では収まりきらないぐらいのファイル数(容量)になる可能性があります。
この場合、追加で保存先を確保する必要があります。
数GB~十数GBであれば、無料のクラウドストレージでも対応できますが、それよりもはるかに大容量が必要であったり、既に無料のクラウドストレージを使い尽くしていたりする場合、次の対処が考えられます。
- ハードディスク(HDD)やSSDを購入
- クラウドストレージサービス有料プランの契約
容量とコストの関係ですが、まず容量と音楽の量の関係についていえば、例えばアルバム1枚0.5GBと仮定して、2TBの容量を用意すればそこに約4,000枚のアルバムが入ります。
次に、この容量2TBのコストですが、
ハードディスク(HDD)の場合、モノにもよりますが1万円弱で確保することもできます(調査時点(2021年1月9日)の状況)。
一方、クラウドサービスの場合、こちらも各サービスで異なりますが、例えばDropbox Plusだと年額1万数千円台で確保できます(調査時点(2021年1月9日)の状況)。
ただ、クラウドサービスの場合は、ずっと支払いが継続するので、こうなってくると音楽サブスクと変わらなくなってしまいます。
ハードディスク(HDD)も耐久性の問題で、定期的な買い替えは必要なものの、
私の個人的な経験では、通常、ハードディスク(HDD)は1年以上安定動作するものなので、何だかんだいってハードディスク(HDD)が有利になるケースの方が多いと思われます(製品の質、使用頻度/環境などによって寿命が変わり得るので「どんな場合でも」というわけではないですが・・・)
5.最後に
以上、音楽サブスクを録音していくスタイルの特徴を、音楽サブスク視聴、音楽購入、CDレンタルと比較しながらお伝えしてきました。
4でお伝えした通り、音楽サブスク録音にもデメリットはあるものの、基本的には
過去曲を中心に音楽を聴くなら、音楽サブスクを録音するスタイルがおススメ
です。
なお、音楽サブスク録音可能な録音ソフトとしては、数千円台で入手可能(調査時点(2021年1月9日)の状況)なAudials Oneがあります。
Audials One 2020については、本ブログでも何度か取り上げていますので、ご興味があればご参考にしていただければ、と思います。
今回の記事が
- 音楽を安くたくさん聴く方法を探している
- 音楽を安くたくさん集める方法を探している
- 音楽サブスク課金(有料プラン契約)し続けることに抵抗がある
といった方のご参考になれば幸いです。