DTM、過去の制作データを管理して保存しておくために

今回は、 DAW に 依存しない制作データ を 保存 する 方法 の例を紹介します。 特に 以下のような方 に おススメの内容 です。 過去曲 を 手直し できるようにしておきたい DAW の 乗り換え を考えている 現在使っている DAW が 使えなくなる ことに 不安 がある 1.DAWに依存しない制作データ保存が必要な理由 2.データの保存レベル 3.各トラックレンダリング 4.オーディオバストラックを1つずつ手動レンダリング 5.MIDIエクスポート 6.最後に 1.DAWに依存しない制作データ保存が必要な理由 「過去曲を手直ししたい」と思ったことはないでしょうか? 私は何度もありますし、今でも色々リメイクしたいと思っています。 今後もそうした気持ちは出てくるでしょう。 リメイク版制作や、過去制作音源の再制作をする際には、制作データへのアクセスが必要です。 特に事情の変化などがなければ、基本的にはDAWプロジェクトファイルと関連ファイル、それに環境(プラグインが使える状態など)を保存しておけば、いつでもリメイク着手(作業再開)できます。 しかし、 制作に使用したDAWを使わなくなる場合 を想定する必要が出てくるかもしれません。 例えば 以下の場合 です。 DAW を 乗り換え たい 新しいPC環境 (OS更新などによる)では従来の DAW が 非対応 で使えない このような場合は、DAWに依存せずにアクセス可能な制作データが必要です。 というわけで、今回紹介するような作業が必要になってきます。 目次に戻る 2.データの保存レベル 理想的には、プラグイン設定やテイク選定などからさかのぼってやり直せるレベルを目指したいですが、実際にはなかなかハードルが高いです。 音声データのみならず、各プラグインの設定や、トラックルーティングといった情報まで、何らかの形で記録しておく必要がありますから・・・ そこで、ある程度 目的 に応じて 割り切って対応 することを考えます。 目的 の例としては以下が挙げられます。 プロジェクトファイルでレンダリング(バウンス)したときの結果を再現できる状態を作る 上記再現は不可能でも、リメイク版制作可能...