自宅カラオケに最適なガジェット!?東芝系ラジカセTY-CDW990が魅力的なワケ

自宅カラオケ

できたらいいですよね~

カラオケ店まで出向かなくて済みますし、カラオケ店のように待たされたりすることもありませんし・・・

さて、自宅カラオケするにあたっては、次のような問題を何らか解消していく必要があります。

  1. 防音
  2. カラオケ音源の確保

1つ目防音については、「防音マスク系グッズの使用」が安価手軽な方法という点でおすすめです。

このブログでも既に色々記事にしています。

防音効果の話なら、

ウタエット プロの防音効果を、類似品のボーカルダンパーBELTBOXとの比較により、簡易に検証してみた結果。

「ちゃんと防音できるのか?」など、BELTBOXを実際に購入して使ってみた上での感想&レビュー。

使い方の話であれば、

ボイトレ時の防音対策に使えるウタエット プロの使い方を写真付きで解説。

このページでは、私個人の実体験も踏まえた上で、防音マスク(ボーカルダンパー)BELTBOXの使い方及び洗い方についての解説を行っています。

といったところ。

防音マスク系グッズ」を使って自宅カラオケする方法としてまとめた記事もあります。

「防音室がなくても自宅カラオケ(防音)したい!」防音マスク系グッズとして使えるウタエット プロならそんな願いも実現可能!その方法と実際にトライしてみた感想についてのまとめ。

2つ目問題カラオケ音源の確保」ですが、こちらはなかなかやっかいです。

歌いたい曲を、歌いたいキー(高さ)で歌えるような音源、なかなかありません。

カラオケアプリが良さげですが、次のようなデメリットが考えられます。

  • アプリが多すぎて「どれが良いのか」わからない
  • ルールを覚えたり手続きしたりするのが面倒
  • カラオケで歌える曲が限られる

うーん、どうすればよいのでしょうか?

・・・

そんな悩みの解決に役立ちそうなのが、最近見つけたこのガジェット。

東芝エルイートレーディング株式会社のカラオケ対応ラジカセTY-CDW990」です!

ラジカセ??

何となく懐かしく思われる方もおられるかもしれません。

しかしこれは非常にパワフルだと思います。

何といっても

外部入力音源キー変更±5段階ボーカルダウン可能

ですから。

つまり、外部入力音源(スマホ,PCからの音)をカラオケ音源にしてしまえるわけですから、

基本的には「何でも歌える」ことになります。

テンション上がってきませんか?

それでは以下、詳しくみていきましょう!

1.カラオケ音源の悩み

悩みのポイント次の2つに大別されます。

  • ボーカルなし音源の確保
  • キー変更可能な環境の構築

カラオケアプリを使えば、たいていの場合、これらの問題は解決するように思います。

何といっても「カラオケアプリ」ですから。

が、上で述べた通り、カラオケアプリには次のようなデメリットがあります。

  • アプリが多すぎて「どれが良いのか」わからない
  • ルールを覚えたり手続きしたりするのが面倒
  • カラオケで歌える曲が限られる

以下、1つずつ説明していきます。

1-1.アプリが多すぎて「どれが良いのか」わからない

スマホのカラオケアプリを調べてみると、良さげなものがたくさんあります。

各アプリ様々な機能を用意しており、じっくり吟味すれば自分の好みにあったものを選べそうです。

が、それと同時に、これだけたくさんあると、そうした吟味自体が大変です。

「どれが良いのか」簡単には判断がつかず、なかなか選べないのではないでしょうか?

1-2.ルールを覚えたり手続きしたりするのが面倒

各アプリ、機能も様々ですがルールもまた様々です。

機能を覚えるのも大変ですが、こうしたルールもまた、覚えるのに一苦労しそうです。

無料会員プランがあって、有料会員プランがあって、

「無料会員でできることは~」

「有料会員でできることは~」

などなど・・・

このあたりのルール面も、アプリ選びの重要な一要素ではありますが、こちらも吟味がなかなか大変だと思います。

1-3.カラオケで歌える曲が限られる

各アプリで用意されたカラオケ音源をカラオケに使う場合、自ずとアプリで配信のある曲に限られます。

そのため、手持ちのCDやレコードなどに入っている曲で歌いたいものがあっても、それがアプリで配信されているとは限らず、

歌いたい曲が歌えない

という状況も発生し得ます

「歌いたい曲が入っていない」というのは、店舗カラオケでよく問題になるところですが、カラオケアプリについても同様の問題が生じ得るといえます。

2.ラジカセTY-CDW990がカラオケに使える理由

1で挙げたカラオケアプリのデメリットから解放されると期待されるのが、今回紹介するラジカセTY-CDW990というわけです。

そもそもこのラジカセがカラオケに使える理由

それはズバリ「再生音源に対して次の2つのこと行えるため」です。

  • ボーカルダウン機能でボーカル音(歌声)を下げられる
  • キーコントロール機能でキーを変えられる

これら2点により、1で挙げたカラオケ音源の悩みポイント「ボーカルなし音源の確保」、「キー変更可能な環境の構築」の解決の一助になることが期待できます。

2-1.ボーカルダウン機能

このラジカセでできるのは「ボーカル消去」ではなく、あくまで「ボーカルダウン」。

なので、完全にボーカル(歌)が消えてくれるわけではなさそうです。

この「ボーカルダウン」機能、

  • どの程度ボーカル音を下げられるものなのか
  • 他の楽器音への影響はどの程度なのか

など、その実力のほどは不明ですが、「カラオケ」用途を謳うあたり、実用上は多少なりとも期待できそうな気がします。

2-2.キーコントロール機能

キー変更の範囲半音レベルで±5段階、つまり2音半下~2音半上となっています。

ほとんどの場合で実用上問題ないように思われますが、

1オクターブ(±6段階)分カバーしてはいないので、例えば「キーCの曲をキーF#に変更する」といった変更はできません。

ですので、自分にとって「かなりキーが高い曲」あるいは「かなりキーが低い曲」を歌うときに、少し難儀する可能性があります。

なお、キー変更した音源はカセットテープにダビングが可能とのことなので、

「どうしても」

という場合は、ダビングしたキー変更済の音源に対して、再度キー変更をかける、といった対処はできそうです(かなり面倒そうですが)。

3.ラジカセTY-CDW990の強み(メリット)

さて、こうした特徴を持つTY-CDW990強み(メリット)としては、次の2点が挙げられるかと思います。

  • ややこしくない
  • 幅広い曲が歌える

3-1.ややこしくない

上で述べた通り、現在では様々なカラオケアプリがあり、じっくり吟味すれば、自分に合ったアプリを見つけることも不可能ではないと思われます。

しかし、各アプリ、様々な機能&ルールがあり、そのあたりについて調べているうち、

ややこしい

と感じてしまうこともあると思います。

が、このラジカセだとその手の「ややこしさ」がありません

もちろん、ラジカセの使い方を覚える必要はありますが、

各アプリの機能&ルールを把握して比較、吟味してアプリ選定・・・

というプロセスを踏むよりは、はるかに簡単だと思います。

3-2.幅広い曲が歌える

こちらのラジカセ外部入力に対応しています。

手持ちの機器(スマホPCレコードプレーヤーなど)から外部出力できれば、その音をラジカセの外部入力として入れることで、ラジカセでの音再生が可能です。

で、このラジカセのポイントは、この外部入力音源に対してボーカルダウン&キー変更を行える」こと!

つまり、手持ちの曲でも何でも、基本的には「あらゆる曲」をカラオケ音源化できてしまうのです!

すごいですよね??

さらに、このラジカセTY-CDW990にはヘッドホン出力があるので、ボーカルダウン&キー変更した音源別装置に入力することもできます。

例えば「一人deカラオケDX」というグッズ接続すれば、防音した上で、

歌+カラオケ音源」のミックス音源を聞いてのカラオケが可能になります。

これだとかなり魅力的な自宅カラオケ環境になるのではないでしょうか?

もちろん、以下記事でお伝えしたように、ウタエットやBELTBOXといった防音マスク系グッズ使用してカラオケすることもできます。

「防音室がなくても自宅カラオケ(防音)したい!」防音マスク系グッズとして使えるウタエット プロならそんな願いも実現可能!その方法と実際にトライしてみた感想についてのまとめ。

4.ラジカセTY-CDW990の弱み(デメリット)

上でみてきたTY-CDW990の特徴、強み(メリット)ですが、弱み(デメリット)はないのでしょうか?

私が思うに次の4点が挙げられます。

  • 値段が高い
  • 場所をとる
  • 重くて運びづらい
  • カセットがいらない人には無駄な買い物のように感じる

4-1.値段が高い

調査時点(2020/7/1)での価格は1万数千円台がメインのようで、いくら「カラオケが好き」で「カラオケのために」といっても、なかなか手を出しづらい気がします。

元々、

  • ラジカセが欲しい
  • カセットテープを再生できる装置が欲しい

といった欲求があるなら別ですが・・・

もっとも、カラオケアプリ(有料プラン)や店舗カラオケの料金と比較すれば、場合によってはお得な買い物になるかもしれません。

例えば、カラオケアプリの月額料金が1か月300円、ラジカセの価格が18,000円とすると、60か月(=5年)で元が取れる計算になります。

また、1時間500円の店舗カラオケを、1か月に2時間×4回行うとすると、1か月4,000円、

これをラジカセで代用することを考えると5か月弱で元が取れる計算になります。

防音を気にせず伸び伸び歌える店舗カラオケを、自宅カラオケで完全代替することはないでしょうが、

費用節約の観点で、「店舗カラオケの頻度を減らして、その分このラジカセで自宅カラオケ」というのはアリだと思います。

4-2.場所をとる

以下公式ページによると「最大外形寸法」は「350(幅)×141(高さ)×203(奥行)mm (突起物含まず)」とのことです。

高さはともかくとして、縦にも横にも数十cm・・・

カセットテープ再生可能なラジカセということもあってか、やはりそれなりに場所をとります

4-3.重くて運びづらい

以下公式ページによると、質量は「2.6kg(乾電池含まず)」です。

例えば2Kgの米を買って帰るときの感じ、あれよりも少し重いぐらい、と考えると、そこそこの荷物になるといえます。

しかも、上で述べた通り、サイズもそれなりにあるので、

例えば「スタジオに行って自分のカラオケを録音」といったときなどには一苦労しそうです。

もっとも、自宅カラオケメインということであれば、それほど持ち出す機会もないため、あまり問題にならないかと思いますが。

4-4.カセットがいらない人には無駄な買い物のように感じる

私個人としては、カセットテープを普段使っていないので、正直

カセット機能をなくして、その分もっと安くしてくれたらよいのに・・・

などと思ってしまいます。

そもそも、私のような人間はラジカセのターゲットから外れているのでしょうが。

今度は

「カセット抜きラジカセ」

作ってくれないですかね??

5.最後に

自宅カラオケをするにあたって悩みの種となるカラオケ音源の問題

有力な助っ人となりそうなラジカセTY-CDW990について、リサーチ結果を基にお伝えしてきました。

ここでラジカセTY-CDW990特徴を以下にまとめます。

  • ボーカルダウン機能でボーカル音を下げられる
  • キーコントロール機能でキーを変えられる
  • 外部入力音源に対してこれら2つの機能使える

今回のリサーチを終えての私個人の感想です。

  • 外部入力音源のカラオケ化に対応しているのは非常に魅力的
  • キー変更幅もう少し広ければもっと良い
  • (カセットなしで)もう少し安くなればさらに良い
  • 防音の問題もあるので、店舗カラオケの完全な代替にはなり得ない

今回の記事が、

  • 自宅カラオケをしたい
  • カラオケアプリよくわからない
  • 手軽にカラオケを楽しみたい

といった方のご参考になれば幸いです。